2019-07-01から1ヶ月間の記事一覧

7月17日

朝から夏のような空が広がる。暦の上ではとうに立夏はすごているのだからそりゃそうなのだけど、この空を見てやっと夏が来た。夕方には、ゴロゴロ雷が遠くの方で聞こえる。週間天気予報を見ていると週末の大荒れのあと、梅雨が明けそうな予感。 仕事を終えて…

7月16日

8時間近く寝た。よい朝。午前中は断食。寝起きの白湯だけで午前中を過ごす。「プロは試作品をたくさんつくる。はじめて作る人ほど、最初から完成品を作ろうとする。」という文章をみた、誰だか忘れた。 いまの仕事がいいのは、スマホから離れられるから。ス…

7月15日

朝、蝉が一匹鳴いていた。夏だ。Steven Stanleyを聞きながら、電車に揺られ、宵宵山の京都を通り過ぎて、新大阪で試合。KhruangbinのDUBセルフカバーアルバムを聴いて、DUBを聞き始めた。TomTomClubが録音していた、バハマのCompass Point StudiosのSteven S…

7月14日

朝起き抜けに、祭りのことが気になって、スペクテイターの下にあった工作舎のオブジェマガジン『遊』を手にとってソファで読む。今購読している雑誌は、スペクテイターと遊だけだ。圧倒的な情報量と質に初めて手にしたとき、驚かされた。そして、何度読んで…

7月13日

朝から降ったり止んだりの雨の中で仕事。仕事を終えて家に帰ると雨脚は強くなっていた。Lo-fiを聴きながら勉強。なぜ勉強するのか?なんて質問、いまさらどうでもいいが、今日、偶然、芥川龍之介の『正義と微笑』の一部を目にしたので記しておく。 「勉強と…

7月12日

朝起きたらスマホの通知にKhruangbinのニューアルバムがリリースの通知。さっそくMeeのイヤホンを装着してSpotifyで聴きながら出勤する。DUBセルフカバーアルバム。いい感じ。 仕事を終えて、歯医者へ。3ヶ月通ってやっと治療が終わる。いつもおもうが、歯医…

7月11日

朝からずっと雨。空はどんよりグレーの雲に覆われている。そろそろ青空が見たい。こんな空だからか気分も憂鬱で、休日なのにどこかに出かけようとおもわない。長袖がちょうどいいくらいの朝、ひさしぶりに味噌汁を作る。うまい!今日の朝食は発芽発酵玄米と…

7月10日

ムカデに足を刺されて休養の一日。腫れは引いてきたが、足の痺れと痛みが残る。 朝食のあと、一服のお茶を入れる。茶葉は政所の無農薬在来種。熱すぎないお湯で3分蒸らしてから飲む。飲みながら、もっとお茶のことを勉強して美味しいお茶を飲みたいものだと…

7月9日

朝の湿度はおとなしくしかった。能登の先端の珠洲の海に近い公園で目覚めた朝のようだった。夏のこの感じがたまらなく好きだ。 おかんが、いただきもののシャツのサイズ表記がLLなのを見て、こんなでかいの持ってたっけと尋ねた。サイズ表記は大きいが、着て…

7月8日

BPM低めのフォークロア 盆踊りのサンプリング 音数少な目 ザジャパニーズスタイル 仕事の中に急にキレる50代後半のおっさんに呆れる。どんなことであれ、感情に身を任せて怒るひとを僕は信じることができない。 MeeのEarBoostでDeepHouseを聞きながら、薄明…

7月7日

七夕。 松岡正剛『わたしが情報について語るなら』読了。「あるもの」と「あるもの」を分ける線はいつも曖昧で、あてにならない。だからこそ、そのあいだ=関係を動かして、時代や状況に即して理解したい。また、昨日ダメでも、今日OKな事象だってありうるわ…

7月6日

とてもよい睡眠の実感をもちながら起床。8時間睡眠、寝る前のストレッチ、CBDロールオン、メラトニン3mg、太陽光。すべて合法。いまのところぼくの睡眠の質を向上する要素。あとは、タイミングや用法を実験する。いい睡眠した1日って気分がいい。 政所茶の新…

7月5日

スーザンソンタグ『わたしはうまれなおしている』を読む。日記にはなにを書いたっていい。 Friday420の師匠から便りが届く。いつも数メートル先のカーブのさしかかりの見えなくなる寸前のところで、後ろ姿をなんとか確認できるくらいの距離感にいるハイパー…

7月4日

『まぜる!!マルチメディア』の読後の想像が広がる。 ギター引きの話。ギターが下手くそなひとがうまく引くようになるのが、おもしろいのではなくて、うまくなっていく過程に、皆の興味はあるという話。 スクラップアンドビルド=すべて壊すのではなく、「…

7月3日

湿度の高い朝、少し眠たい、河川の草刈り、8月に上演の『東京裁判』の前には背景の予習を。 『ニューヨーク公共図書館』のことを考える。図書館は本の収納庫ではないし、司書は本を整理するだけではない。あらゆる「機能」について、注意のカーソルをもっと…

7月2日

ひさしぶりにイラっとしたから、そのイライラを分析する。上野千鶴子さんにならって、もっと怒ったっていいのかも。今日のところは数行メモっておく。 イライラはおそらく想定外の出来事に働く。 想定外とはこちらの勝手な期待の場合が多い。 ならば、想定外…

7月1日

7月です。 まずは、スーザン・ソンタグ『反解釈』にある「《キャンプ》についてのノート」より 「感覚を−とりわけ生きていて力強い感覚を−言葉でからめ取るためには、われわれは断定を避け、柔軟に振舞わなければならない。このとらえどころのない感覚をいく…

6月30日

6月最終日は朝から強い雨が続く。強い雨は防音として優秀で、ハンプティ・ダンプティが「なあに、ほかにだれもいないからさ」と言うように今日は家にひとりなので、マーティン・スコセッシが監督したThe Bandの『The Last Waltz』の冒頭に出てくるTHIS FILM …

6月29日

スマリヤン『タオは笑っている』を読みながら、1時間前に飲んだメラトニンが効いてきたからか、アクビがではじめた。昨夜の記憶はそこまでで、今朝は気持ちよく起きた。よく眠れているときって、眠っている時と目が覚めた時の感覚にズレがある。10時ごろに目…

6月28日

朝から猛烈な湿気の中で仕事。これぞ梅雨。 昨夜フットサルの練習の帰り道午前1時に、Mee Audio EarBoostでぼくの聞こえる音をカスタマイズして聞いたジョン・ケージの実験のような音楽が妙に記憶に残っている。 「もしもそこに意味がないのなら、ずいぶん仕…

6月27日

雨が降りそうで降らない。 梅雨の時季はいつもそうだが、ぼくはこの時期にいちばん凹む。やりたいことがあってもソファから立ち上がれない。それはそういうもので、そういう時期なのだ。それが梅雨をあけると、一気に、夏だと察知したセミの鳴き声のごとく、…

6月26日

朝から緩い風が吹き続く一日。夕方には少し風がひんやりしてきた。明日から梅雨入りのようだ。帰宅すると階段の下に、スマリヤン『タオが笑っている』が届いていた。『老子』を読んでいたらソファで寝落ちしていた。起きたら午前3時。トイレの外ではコソコソ…

6月25日

「一日のうち最高の瞬間は?……それはたいてい誰かを待っている瞬間、どこかへ向かって運転している瞬間、それとも駐車場を横切りながら地面にこぼれたオイルやタールが作る模様に見とれている瞬間。あるとき、私は真っ白な羽目板に太陽が激しく照りつける家…

6月24日

朝起きて、居間で寝転んでテレビを見ていたオヤジに「おはよう」と挨拶すると、テレビを見たまま「うーん」と帰ってくる。なんだか朝から悲しくなってしまった。片時も目が離せないほどテレビは、日々の何気ない挨拶より大事なのか。スマホを見ながらひとと…

6月23日

4時30分に目が覚めると、朝はすでに起きていて、Massive AttackのTake it thereが似合う朝だった。淡路へ向けて出発する。訪れるたびに、淡路島は沖縄の離島のように感じる。里山具合、家の離散具合、田の具合がなんだか違う。試合に負けて帰ってきた夜に、…

6月22日

通勤の途中、芭蕉の生家の前を通ると、枝が垂れるくらい枇杷の実がなっていた。今日は夏至である。 昨日見たボブ・ディランの姿が目に焼き付いている。嗄れ声で歌っていたが、ぼくには体を揺らしながら物語を語っているように見えた。そんな姿に同期しながら…

6月21日

昼前に吹いたのは雨の風だった。機微を感じ取るには、余白が必要だ。南西からじわりと近づいてくる黒い雲に先行する風に夕立を察知して、明日は夏至。 Netflixでボブ・ディランのローリング・サンダーレビューツアーのつづきをみる。ローリングサンダーとは…

6月20日

言葉遣いを変えると人生が変わると聞いたことがある。ぼくもそうおもう。言葉はその生まれる過程で呪術的な意味が込められてきた事実を、一旦横に置いておく。言葉遣いによって周りのひとの応対が変わるのもあるだろうが、それ以上に、自身と世界との接し方…

6月19日

マーティン・スコセッシが撮ったボブ・ディランの『Rolling Thunder Review』を見る。これが見たいがために、Netflixと契約した。1970年代のアメリカ独立200周年のパレードから始まる。ディランが歌うMr tanbarin manをBGMに、当時のアメリカの政府は「全て…

6月18日

「有事の際には、賢い日本人は正しい行動をする」と親父が言った。「たとえば、戦争が起こさないようにするために個人でどう行動をすべきか」と問う。「いまたとえば戦争のことを考えないのは、そういう状況ではないから」だと言う。そうやって、いつの間に…