5月23日

まだ朝晩は冷えるから、寝付きがいい。12度まで気温が下がった朝は、雲ひとつなく、田の稲と波風のない水面は輝いている。 本を薦めても、「本に書いてあることが本当のことかどうかわからへんでしょ」といわれる。全くその通りだ!だから読まないのではない…

5月22日

山下達郎が聴きたくなったから夏だ。 学ぶとは何か。大師匠より。 ヒトが「学び手」になるために、そこには必ず「教える者」がいた ということですね。われわれは学びたがり、そして教えたがるものなんです。学習はこの「学び手」と「教える者」の相互作用(…

5月21日

6時30分起床。黒く分厚い雲が鈴鹿山脈に引っかかっている。発芽発酵玄米を朝、昼それぞれの弁当箱に詰める。白湯をコップ一杯飲む。緑茶500ml、水1.5Lを用意する。パラパラ雨の中、折坂悠太を聴きながら出勤する。ほとんど信号に引っかからずに集合場所へ到…

5月20日

夜になれば匿名になれる。人の目を気にすることがない。車で少し走れば匿名になれる。やすやすと圏外に出向くことができる。本を読み始めれば匿名になれる。リアルとイマジネーション、感情とフィジカルの間にアバターを作り、分けてしまいがちなものをつな…

5月19日

朝に買い物に出かける。田んぼを通り過ぎると農家が草刈りをしていた。別の地域に移ると、そこではいま苗を植えていた。今日は満月。太陽と月のカレンダーを意識したデュアルスタンダードな生活を心がけたい。一方がよくて、一方が悪いわけではない。二つの…

5月18日

いまのマインドセットは以下の通り。 ■世の中のテクノロジーのこと、医療のこと、生活の最先端を知ること ■時代を捉え、生き延びるのに必要な知恵、技術、姿勢を身につけること ■生まれ育った風土を愛すること ■反抗心を持ち続けること ■負のエントロピーを…

5月17日

仕事へ向かう道中に、24時間営業の格安スーパーがオープンしていた。駐車場は車でいっぱいだった。ものの価値を安くていいものだけで判断したくない。そのモノサシを持ちつつ、やっぱり、いいものには高いからとスルーするでなく価値を認めたいと、素通りし…

5月16日

長袖を着て、折坂悠太を聞きながら、タンブラーに入れた熱く濃いコーヒーを飲み、窓に手を乗せて、全開の窓の風を受け、夕日の沈むのを見ながら、体のケアへと向かう。身体を指圧で押されて、血行や気の流れがよくなるのにつられて、頭を巡る思考の流れもず…

5月15日

井上ひさし『この人から受け継ぐもの』っていい本やよなあとしみじみ。こうもあたまに残るのは、井上ひさしさんが「むずかしいことをやさしく、やさしいことをふかく、ふかいことをおもしろく、おもしろいことをまじめに、まじめなことをゆかいに、そしてゆ…

5月14日

「祖父と、熊撃ちに行って、それを端で見ている。熊は瀕死のところで、祖父の銃は玉つまりをおこし、トドメがさせない。ぼくは家へ帰り、ナイフを持って戻ってくると、祖父はもういなくて、熊もいなくて、別の猟師が熊を食べていた。」という夢を見た。 祖父…

5月13日

自分は語らなくとも、ものに語らせる方法がある。モノガタリ。モノには情報がくっついている。ものひとつ掬っても、意識的にまた無意識的に、ひとはそのものからその意味や機能以上のものを、気づかないだけで掬っている。コップを掬ったとする。コップは水…

5月12日

空っぽを満たすことではなく、からっぽの余白を残しておくことで、その空白が成長していく。 『老子』の第十一章は次のような一文である。「三十本の輻(や)が一つの轂(こしき:車輪の中央にある車軸を通す部分)に集まっている。轂の真ん中の穴になったと…

5月11日

朝から暑い。春は終わりを告げ、夏っぽくなってきた。桜はいつのまにか花を脱ぎ、緑の葉に着替えている。気候も変化してきて、汗たぎる陽気になってきた。それに伴って、思考も南国化しそうで、食事に気を使う。 ドライブしながら車窓の景色が変わるのにあわ…

5月10日

「なんでもタダでできる」からといっても、肝に銘じなければいけないのは、タダより安いものはないということなのだろう。 「いい情報もすばらしい体験もネット検索からは生まれなくなった。」ネットはツールだ。同好を通じて知り合った旅する友人たちとSNS…

5月9日

あらゆるもの・ことを自分で決めた価値の目盛りではかること。 そのために値札を見ずに自分で価格を決めるプライシングの練習を日々行うこと。自分の決めた価値を、他人になにを言われようが、信じること。値段の物差しだけだと、世の中が廃れるだろうことを…

5月8日

宮沢賢治『雨ニモマケズ』と司馬遼太郎『この国のかたち』の滝原宮の説明に、日本らしさを超絶に感じる。 仕事終わりに、社長宅にて鍋奉行をいたす。冬の脂ののった猪鍋とゴールデンウィークにまわった加賀の『獅子の里・鮮』で、北海道からのお客さんをもて…

5月7日

北風が吹いて、少し肌寒い長期休暇明け。 昨日、山下達郎のラジオを聴いて、気になったことが、今日ずっと頭にあった。あるリスナーからのリクエストのメッセージで、ベタってドウイウ意味ですか?という質問のこと。 言論の自由は、なにを言ってもいいとい…

5月6日

グッドウェザー。旅先でくたびれた寝袋を洗って、長期休暇の汚れと疲れを取るように、どこにもでかけずに自宅でゆっくり過ごす。母屋の南北の窓を全開にし空間に道をつくると、風がすーっと通る。気持ちがいい。 インターネットアプリで、昨日の山下達郎のラ…

5月5日

ゴールデンウィークも残り2日。今日はゆっくり過ごす。 「自分からは何もしないデクノボーのようにじっとしているシステムに見える。まるで黙りこくっているようだし、どんな応答もしてくれない。しかしほんとうは、現代人がそのようにしか書物に接すること…

5月4日

都市と田舎を高速移動したい。 定住と移住を繰り返したい。 スタイル(様式)でいつまでも反抗したい。 試合で今日も大阪へ。ゴールデンウィークのため電車移動。四条烏丸から阪急に乗って高槻へ向かう。たまに乗る電車は新鮮でいい。10時過ぎ、四条烏丸発の…

5月3日

古い道を行く。先人が幾重に過ぎた道を行く。面影ねむる道を行く。 高速道路は好きではない。空中を瞬間移動するように、場所と場所を繋げている非常に便利なものの、もし時間を気にする必要がないなら、場所と場所を結んでいるだけの構造物には乗らない。道…

5月2日

わたしはいまどこにいるのだろうか。 一瞬とまどう。5時30分起床。コンパスが迷っている。いや、コンパスは迷っていない。正しい。コンパスは正しい。わたしがずれている。北はどこだろうか。そうだ、日本海にいるのだった。 生活の感覚に、山や海や都市など…

5月1日 令和元年

普段どんな形であろうと社会に籍を置いていると、集合時間が決まっており、家を出る時刻や、寝る時間、寝る前の行動が自然と決まってくる。だから、そうじゃないことをたとえ数日であっても体に覚えさせておく。プチ出遊。 ルール1)行こうと思ったときに、…

4月30日

今日は4月最後の日であり、平成最後の日でもある。明日は5月はじめで、令和元年のはじまりの日である。 空海が『三教指帰』を書くにあたり、序文に「ただ憤懣の逸気をそそぐ」と書いたように、平成最後にいろいろを書捨てておく。 世界の見方、世界との対峙…

4月29日

平成も残るところ2日。昨日に引き続いて、白洲さんを読み、月刊遊『特集 ジャパネスク』を読みながら、日本人の身につけるべき、日本の見方は、外の目からしっかり学べるはずで、現存する外国人では、ロジャー・パルバースやエバレット・ブラウンやアレック…

4月28日

7時前に起きて、8時からの練習へ向かう。朝7時を回ったところなのに、大型連休のせいか国道1号線は車が多い。きりっと引き締まった朝のテンションでさっと汗を流して練習を終え、昼前に帰宅する。 最近は、生活のの中で自分にとってのブーツストラッピングを…

4月27日

数ヶ月前に亀山から津へ移転して以来、はじめていつもの珈琲屋のおっちゃんに会いに行った。ゲイシャエスメラルダスペシャルとブルンジCOEのコーヒーを淹れてもらい、半端ないサービスを受けた。以前の店舗よりすこし遠くなったけれど、おっちゃんの小商いと…

4月26日

少したるんでいるときにタイミングのいいアドバイスはさすが師匠だなと思う。「情報や人間関係の取捨選択や時間の使い方の違いであり、人間はみな1日24時間しかないのだから」と受け止めながら、『老子』(福永光司訳)の言葉が現れた。 「万物作りて辞せず…

4月25日

洗濯物の柔軟剤の匂いから、フィリピンでの生活を思い出した。薄暗い雑木の小道、うっそうとした森、濡れた小道の緑の匂い、足元のドクダミのにおい、から子供の頃の梅雨時を思い出した。 日常で感じたことを要素に切り分けて、「らしさ」を言語化していくと…

4月24日

夕方から強く降り始めた雨がアスファルトを打ち付ける音の向こうで、カエルが鳴いている。日が暮れて外は真っ暗、蛙の鳴き声に、雨の匂いに、季節を感じる。すべてのものは言葉である。五月目前、寺山修司が読みたくなる。 寝る前に、ロジャー・パルバース『…