2021-07-01から1ヶ月間の記事一覧
◆朝から、地上波では放送されないサーフィンを、ネットのオリンピック中継で見ている、タイ風カレーをつくりながら。これが結構気持ちいい。解説がなく、波の音しか聞こえてこない。焚き火をずっと眺めているようだ。入水前に、南米のどこかの国の女性サーフ…
◆やってるかんがすべて。そうやってきたからそうやってる。でも、実際はなんのためにやってるんだよって目線が欠けている。個性化を意味に変えられなくなった社会。 ◆誰が言ったか忘れたけれど、「好きなことっていつでもやめられるんだよ」。いつでも止めれ…
◆クソ暑いと思ったら、今日は大暑。次の節気、立秋まではしばらく暑さが続く。失礼、暑さのせいか言葉遣いが悪くなってしまった。 ◆20時よりオリンピックの開会式が始まったようだ。部屋にテレビのないのでその熱量が伝わらない。数十年前の東京オリンピック…
◆14時過ぎに、師匠と僕は暑さで仕事を早めに切り上げた。世間はオリンピックのための祝日で4連休が始まった。母屋の解体がすすみ家の半分がなくなった。夏を快適に過ごすために必要なのは、エアコンではなく、山や海のそばでの長期休暇だろう。数年後にはそ…
◆連日の猛暑のなか、14時をすぎるとヒグラシが一斉に鳴きだす。家に帰ると東の窓から涼しい風が入ってくる。暑い中でも涼しさが耳や目に入ってくる。どんなものかわからないが、世には理があるのだろう。 ◆目次を読み込んで構造を考えたりしながら読書すると…
◆今日も風は動かない。雲も黙っている。暑すぎて生き物は見えない場所で身を潜めている。ぼくは木陰で弁当を食べる。 ◆読書法を変えたとたんに連想の質が変わった。いや変わったように感じている。自分自身で現象を分析できる能力は必須。分析とは、頭の中に…
◆絵に描くとは、見えているものと見えていない物をわけることだ。本の表紙を見て得た情報をおもいつくかぎり書き出す。そこにはいま見えているものしか書き出せないのである。たくさん書き出そうと思っても、見えているものしか見えない。
◆家でも世界でも同じことが起こっている。頼まれたことをやると言っておきながらできなければ、謝罪と言い訳で終わる。そんなことで済ませているところがダメだ。行動をもってコミットメントしろと言いたい。この王国には、井の中の裸の王様がたくさんおられ…
◆試合終えて帰りの高速で、助手席の窓を全開にして、生ぬるい夜の空気を車内に取り込み、ああ暑いなとつぶやく土曜日が、夏のいいところ。あと一歩なのは、20代前半の運転手の選んだ音楽が、邦楽ランキングのランダムだったところ。
◆昨日、大卒男子がスマホで中古品を探しながら、相場はいくらやろと言ったのがちょっと気になった。インターネットでだいたいどれくらいの値段で売られているのかを探してから、安いか高いかを判断していた。買う前に、まず相場がある。 ◆なにに引っかかった…
◆大雨降りつづく午前中は、事務所でだべるだけ。昼前に帰宅すると、スッキリと晴れ間。mei eharaを聞きながら、昼飯を食べて、昼寝のつもりが16時まで寝る。乾いた風と程よい気候が心地よくて。まあいいや。 ◆夕方、シャワーを浴びていたら、親父が仕事から…
◆今日も午前中働いて、昼に帰宅。家でFeye Websterを流す。最近は、あれがいいとか、これがおすめとか、このアーティストああやでとか、音楽の話のできる友人が少ない。「音楽は、あらゆる流行の先端にある」と師匠は言うし、実際そうだと思う。いまのあたら…
◆昨日に引き続き、半日仕事で帰宅する。やはり、午前中働いて昼から好きなことをひたすらやるのが、気持ちのいいスケジュールだな。特に夏は。 ◆唐突ながら、また学校に通いはじめた。そして、これまた、楽しみな未来しか見えないのである。 ◆言っちゃった手…
◆そんなことできなくても、そんなものなかったとしても、快適に生きていける現実を目の当たりにするだけで、最低限度の生活ハードルは下がる。こうでしか無理、これがないと生きていけないなんてのは、幻想妄想が強く、他を知らないだけ、特定の出どころの情…
◆今夏の旅の予定お盆過ぎのあの感じが好きだから長野へ。素泊まりと車中泊で各地を渡り歩く。北陸周りで糸魚川か上越市経由で、まずはmameの展示を見に長野美術館、次いで上田へ出向いて大好きな硫黄泉の別所温泉、本屋未満から復帰したネイボ、超絶うまいル…
◆大阪のセミは鳴いていた。夏がやって来た。公園では年寄りがラジオ体操をしていた。空気の匂いがフィリピンのものに似ていた。試合終わりに天理の二郎系ラーメンへ。まあこんなもんか。帰宅したら、ラーメンの消化とともにだるさに襲われた。なにもやる気力…
◆突然の大雨により、昼で仕事を終えて帰宅する。インターネットの世界で起こっていることと、現実の世界で起こっていることは、全く違うってことを数年前に体験して以来、世界への構え方が変わった。ネットは限定的で排他的できっちりしている。現実はゆるく…
◆7時に起きて窓を開け、そばの椅子に座って、レイ・ブラッドレイの『たんぽぽのお酒』を読む。雨は降っていないが、道は濡れている。遠くの方でかすかにざわざわと音がする。 ◆友人との読書会にむけて、『たんぽぽのお酒』を読んでいる。本を読んでいるとき…
◆七夕。大雨。夕方、キッチンで洗い物をしながら、おかんが、9月でおとんが勤め上げると言った。自分の人生なんだから好きにしたらいいんちゃう、とつづけた。 ◆いつのまに日本人の思考は超個人主義になったのだろうか。スマホでインターネットを使うように…
◆師匠が指図するのは、段取りだ。段取りとは順番であり、評価基準だ。師匠から盗み出すのはそのモノサシだ。今日師匠とツーマンで仕事をしていたら、段取りには厳しく指摘されるが、個人の特性には言語化するのみ。教える、とはそういうものなのだとおもう。…
◆ひと月ほど青空のことをわすれていた。雲が広がる、風のない、じめっとした朝だった。 ◆ポッドキャスト「働くことの人類学」をずっと聞いている。ポッドキャストって、運転しながら聴くのにぴったりだ。「ながら」で聴きたいからって、洗い物をしながらだっ…
◆昼過ぎに久しぶりに恵文社に立ち寄る。いつもはエアコンの効いた室内に静かにジャズが流れていたはずなのだけれど、今日はBGMが流れていなかった。代わりに、入り口のドアが空いていた。そこから、曼殊院通りを歩く人々の声や、車の音や風が入ってきた。 ◆4…
◆朝からおかんがおやじに、「一緒に食べる必要性はない」だなんて、無意識なのだろうけれど、そう言った。世の中のからくりは、効率主義、資本主義が蔓延しているのだなと感じる。 ◆雨が降っていたが、サクッと仕事を終わらしに出かける。8時からはじめて10…
◆雨っぽい天気が続く。仕事があるかどうかあいまいなので、ドライブがてら職場へ行ったら、事務所には誰もいない。やるときはやるけど、休むときはガッツリ休む。サイコー。 ◆帰って来て、マイルス・デイビスのBlue in Greenを聴きながら、水野仁輔さんのエ…
◆職場に向かうものの途中で激しい雨が降って来たから、踵を返して湯の山温泉へ。9時前に着いて、だれもいない朝のゆるい空気の中で30分、湯に浸かる。今日は2021年の折り返しの日。 ◆15時。松岡正剛『花鳥風月の科学』の「花」の章を読む。ぽつぽつ降り続く…