2017-12-01から1ヶ月間の記事一覧

12月26日

座布団がある。真ん中が少しくぼんでいて、すこし暖かい。少し前に誰かが座っていたのだろう。座布団の横に、小さいサイズの赤いカシミヤのカーディガンがきちんとたたまれておいてある。そこには少し前に、だれかがいて、その誰かの特徴はを示すものは、す…

12月25日

仕事後、タローさんに誘われて、伊賀ピザの山本邸でパーティー。といっても、いい大人が猪肉や、ワインをいただきながら、しっとりトーク5時間。ぼくは最年少。気づけば午前1時。 思い出せる限り書き残しておく。歴史の話。故郷の記憶。生まれた場所の歴史。…

12月24日

大阪で試合。昨日も今日もありがたいはなしをいただく。ぼくのメンターはこう言っております。「同じことをし続けることほど、現代社会において保守的なことはない。まだ、十年前と同じことをしていないか、僕も自分を振り返る。いや、去年と同じことをして…

12月23日

京都で忘年会。 忘年会が続くと、体調が悪くなってくるのがわかる。学生の頃みたいにバカみたいに飲まないようにしても、絶賛不調です。お酒も、食べ物も、大事なのは分をわきまえること。 「分際の分、分限の分、自分の分。」「分けられた分だけわかる。そ…

12月22日

冬至の朝。日の出は6時58分。5時に起きて、30分後に家を出る。6時30分に椿大神社へ。誰もいない鎮守の森の朝。東の空が少しずつ明るくなり、木々の隙間を縫って、橙色の光が差し込む。一陽来復。冬至は陰の極み。夏至から日に日に短くなっていく日脚は、冬至…

12月21日

家に帰ると、郵便受けに、『月刊遊』が届いていた。特集舞う。「日本人にとって崇高なる神との交信手段は、ただ軽くかしわ手をうつだけでよい。それだけで精霊の注意を集めることができるのだ。おごそかな神殿の静寂のなかでさえ、その心はこだまする。」201…

12月20日

ひきつづき風邪、熱なし、咳のみ。この一週間で、一生分の咳をしている。風邪でもなんでも、体調が悪いときには、思考も悪い方向に向かいがちになる。細かいことに腹を立て、都合の悪いことをスルーする。そう考えると、健康であることは大切だ。健康である…

12月19日

風邪に効くもの。 BPMゆったりめの曲。 ゆっくりストレッチ。 読書なら対談集。 白湯。 早寝。

12月18日

喋るのが億劫になるくらい。ここ数日ずっと咳き込んでいる。極力、喉を使わないようにしているが、どうしてもはなさなければいけないときはある。だけど、大きな声は出せないから、伝えることを考えてから話す。大声を出せないこと、高音を出せないこと、途…

12月17日

木を切るだけではいけないということくらいわかっている。そんなことを、話すとバカじゃないのといわれたことがあるが、バカじゃないよ。早く正確に倒すことが大事なのはわかっている。その段取りが大事なのもわかっているから、現場で学んでいる。けれど、…

12月16日

「なんのためにやってんの?」「意味あんの?」と聞かれるとよく聞かれる。 意味のあるとおもうことばかりやるのは寂しい。いや、やっていることに意味ばかり問うのは悲しい。あるいは、意味があるとするなら楽しいからだけじゃだめですか。先を見て意味があ…

12月15日

ライマックスとスターウォーズ。スターウォーズのとっておき情報。本物のスターウォーズを見るなら、大阪のエキスポシティで。いつでも家で映画を見られるから、映画館で映画を見るのなら、そこでしか見れない、なにかがなければいけない。それは圧倒的な映…

12月14日

『日本問答』読了。ものすごく本を読んでいるであろう、この二人がやっぱり本を読まなくちゃなと言っている。本書より、「日本では才能というものは、才と能との二つが共に合わさらないとだめだとされていた。才はざえと呼んで、これは人間ではなく、もの(…

12月13日

初雪です。寒い。 Radioheadのfrom the basementを聞く。トム・ヨークの声って、ピアノに合う。Videotapeがいい。最近ableton liveを使っているせいか、耳が低音に反応する。低音はリズムで、ノリで、シンコペーションで、ズレで、音の強弱で、四分音符を2…

12月12日

仕事終わりに、Chet BakerのMy buddy。明日は雪の予報。 事実はひとつだけど、見方は多数。『古事記』は稗田阿礼の記憶を太安万呂が書き記した。じゃあ彼らはいったい何者なのか。いま読んでいる『日本問答』にこうある。「歴史を読み解くときも、どんな個人…

12月11日

体が健康じゃないと、ハッピーではない。ということは、国の幸福度の指標は、ちゃんとした食事のことなのではないかと、はっとおもいつく。なぜ健康に留意するのかよく問われるけど、答えは単純明快、健康だとハッピーだから。好きな時に好きなものを好きな…

12月10日

大阪で試合。休日朝7時の電車はおもったよりひとがいて、立っているひとが数名いるが、まだテンションは低い。しゃべり声は少ないしひそひそ。今日の朝は、Pink FloydのMore than wordsから。車内の1時間30分を『サピエンス全史』で。 帰りの電車は満員。う…

12月9日

朝、通勤の車内でシナトラをかける。キンと冷えた朝に彼のスウィングが流れるだけで、朝が突然ゴージャスになる。夜はピンク・フロイドをシャッフルでかける。ピンク・フロイドの音楽って心の奥にさらっと入って来て、ズシンとなにかを残す。低音のリズムが…

12月8日

落葉広葉樹の落ち葉のうえを歩く。ナラ、カエデ、コナラ、イチョウの茶、赤、橙、黄の葉っぱが土の上を覆っている。その上を歩く。乾いた葉っぱのカサカサとした音、柔らかい感触。ヒノキやスギの針葉樹林は誰かに任せて、ぼくは広葉樹林のほうを向いていた…

12月7日

天気予報によると、明日の朝方に、雪が降るそうだ。仕事が終わって、急いでうちに帰り、冬用タイヤに交換した。どうして、切羽詰るまでこうも、動き出せないのだろうか。これは、癖だから仕方ないのか。高校時代から、テスト勉強は、一夜漬けだった。それも…

12月6日

生まれてから日々を過ごしていると、その土地の風土によって、自動的に、自分の中にアプリをインストールしている。それは、物語を読むときや、北風を感じたとき、森の静寂の中にいるとき、に発動する。朝、通勤の車の窓を開けて、外の空気を車内に取り込み…

12月5日

松岡正剛『17歳のための世界と日本の見方』を読みかえす。 文字のなかった時代、物語は口と耳と身ぶりで伝えられた。「言語が物語を生み出したのはまちがいないのですが、一方で物語が言語のしくみを生み出したという見方もできるんです。」「われわれは、物…

12月4日

21時ごろに少し寝ようと、ソファでゴロンとなる。起きてみると、深夜1時30分。時間は加速している。やりたいことはたくさんある。どれもこれも、お金はそんなにかからないが、時間はどうしても必要なものばかり。言い換えると、どんなにお金があっても、時間…

12月3日

ときどき疲れがたまる。そんなときには、いくら天気が良かろうが、生きたい場所があろうが、家にいるようにしている。目覚まし時計をかけずに起きるまで寝る。今日はそんな日。 ジブリの鈴木敏夫さんの話をポッドキャストで聴く。ざっとこんなかんじ。 ・普…

12月2日

いろいろの本を読んだり、ネットで起こったことがリアルで起こったりするのを目の当たりにすると、21世紀はデュアルがキーになるとおもっている。スマホ2台持ち、デュアルsimのスマホ、ふたつの仕事、街と田舎、ロシアのダーチャ、ネットとリアル、基軸通貨…

12月1日

師走です。 自分の見ている世界と他人が見ている世界が一緒ではないことを、知ったら世界は変わる。あれはこうで、これはあれだと、グラフのチャートに当てはまっても、その見方はそのひとのものであって自分のものではない。いわゆる世間なんてなく、それは…

11月30日

abelton liveはまだまだよくわからない。さわりながら、遊びながら、試す。ベースとドラムの低音が音楽を作るのに大事なことを実感する。 それから松岡正剛『空海の夢』を読む。途中で、2時間寝落ち。この本を読むには体力が必要だから今夜は諦め、ちゃんと…

11月29日

ableton liveを使って、音楽を作る。いやーまったくわからない。C言語を有無を言わずやらなければいけなかったころをおもいだす。この追い込まれている感じは嫌いではない。たとえば、電卓を作って、1+2=3 を計算するとしよう。「1」「+」「3」「=」を入力す…

11月28日

音楽を作ることは特別なことだったのかもしれない。楽器を持っていて、それを使える技術を習得しなければいけなかった。それをいまはコンピューターが担っている。アプリを起動させれば、ギターを弾かなくても音楽を作ることができる。ということは、誰だっ…