12月17日

木を切るだけではいけないということくらいわかっている。そんなことを、話すとバカじゃないのといわれたことがあるが、バカじゃないよ。早く正確に倒すことが大事なのはわかっている。その段取りが大事なのもわかっているから、現場で学んでいる。けれど、それだけじゃだめだってことくらいわかっている。

 

「それだけじゃだめだ」といったら、「なにが大事なの」と聞かれて、「アイデア」と答えたら笑われた。ぼくはアイデアを大切にしたいとおもっている。アイデアをバカにするひとが多いのも事実だけどね。アイデアってタダじゃないから。勝手にはじめちゃうだけだからいいんだけど。昨日の話じゃないけど、なんのため?って聞かれても、なんのためでもないんだよね、好奇心がうずうずしているんだ。それに、量子力学ではないけど未来のイメージもあるんよね。 

 

夜に、 スターウォーズ7(フォースの覚醒)を見る。予習完了。エピソード7の世界では、フォースやジェダイは一般世界には存在していないで、噂話になっていて、当事者にならなければわからないこと。フォースやジェダイなど目に見えないものや力、神話を読み解く能力が失われていること。自分の出生を読み解くことが大事だということ。いまある心地よい環境から旅立つこと。

 

伝統だから、で話を済ませて、うやむやにするのは、伝統ではなくて、伝統という言い訳だ、という記事を読む。かつて、歴史を都合のいいように使われた過去から学ぶべきなのは、歴史を語ることをやめるのではなくて、みなが伝統や文化の深さを知ることにあるとおもう。ぼくたちの普段の生活には伝統や歴史が複雑に混ざり合って転がっている。それを梳いて梳いて見てみたい。