2017-03-01から1ヶ月間の記事一覧

3月30日

自分の思うままにしゃべっていても、読んだ本や映画のセリフ、友人との会話など誰かの言葉を借りてきて、いろいろ組合せて、しゃべっていることが多いとおもった。そういえば、今日、語彙が少なくなっきているから残念だと知人が言ったことを、僕も言った。…

3月29日

仕事の休憩中に、以前何かで読んだインディアンの自然とのやりとりを5分だけ試した。それは、目を閉じて、風邪や葉っぱの音、動物や鳥の声に耳を澄ましつづけるというものだ。もちろん、森の中でひとりでやった。なんだかほんわかしたのは確かだが、インデ…

3月27日

Grateful Deadを聴く。ずっと聴き続けられる。聴くたびに、音の感じ方がかわる。音楽は変わっていないから、変わったのは、僕のようだ。ということは、僕が変われば(見方を変えれば)、対象のものが変わる。僕を変えるもの(見方を変えるもの)を、芸術と呼…

3月26日

大阪にいた。レジの店員の千の発音が大阪弁なのでなんだかほっとした。 田舎は都会になろうとしているように見える。だから、僕は田舎にしかできないことに目をやろうとおもう。それは、広い土地でなにかをすること。広い場所は想像力を喚起させるようにおも…

3月25日

Banksyの映画を見る。何かが起こったあと、後付けなら、なんだって言うことができる。だから、何かが起こる前に、なぜそのように行動したのかを考えておく。結果、思い通りにいかなくても。誰がなんて言ったって。ある行動を起こしたことが、きっかけで、不…

3月23日

朝スマホでAmazonに保存瓶をふたつ注文する。家に帰宅したら、もう届いていた。僕はほとんどの本や雑貨などをAmazonで購入している。それは、僕の欲しい本が近所の書店には間違いなくないからだ。行くまでもなくないのを知っているので、さいしょから、ある…

3月22日

今日も木を切る。ただ木を切るのが、なんともいえない。名目はいろいろあるがなんともいえない。やりきれないとおもっている。切るだけでなく、誰かの役に立つようにしたい。なぜなら、肌感覚であまりやっている人がいないから。人を介して小さくやればでき…

3月21日

無印で保存瓶をふたつ買う。選ぶポイントは、洗いやすいこと。口がもっとも広く、手が入ること。冷蔵庫のキャベツ半玉はザワークラウトに、信州土産のりんごふたつはりんご酵母にする。 そのあと、本屋で、ハーブの育てかたの本と薪の本を読み漁る。が、いつ…

3月20日

今日、家庭の食べものは、「はやく、安く、おいしく」あるべきだと聞いて、違和感を感じた。 毎日高級なものを食べる必要はなく、丁寧に作られたものを、ゆっくり喋りながらいただくことが、もっとも大切だとおもっている。数年前にフィリピンで出会ったジュ…

3月19日

朝から買い物。米プラザで米麹を買って、京都に向かう。左京区にあるHELPで、野菜と枇杷茶を買う。最近の買い物は、服が一切なく、食べ物や調理器具が多い。そういえば、誰かが言っていたな、消費より創造を、って。 それから、大津のサイさんの家に向かう。…

3月18日

千のプラトーを読んでいる。頭の中がぐちゃぐちゃになっている。南方熊楠がいっていることに似ているようにおもった。もう少しゆっくり読む。 そうそう、ヨーグルティアは間違いなく活躍してくれる。玄米を食べる人が行き着くであろう二刀流に、僕はなってし…

3月17日

Amazonから千のプラトーが届いた。包装箱を持つとずっしりと重い。重さと内容とが比例する確証はないが、重さからなにかを感じたのは確かだ。おそらくいままで僕が読んだ本のなかで一番重い。ハリーポッターよりも。 で、内容を掴むのなら、電子書籍でも、単…

3月16日

60年から70年生の木を切った。手塩にかけて大切に育てられた木だった。枝打ちよし、色よし、木目よし。それを切り捨て間伐した。残念で仕方がないと、一本一本の木を切るまえに、毎回おもった。脈々と続く技術やその応用は大切だ。それ以上に価値観を現…

3月15日

スーザン・ソンタグ「反解釈」の「様式について」を読む。「芸術の目的は何か特定のものをはっきりさせることである。」とある。ジョゼフ・キャンベルの「神話の力」に通ずるものがある。それは、イニシエーションで、通過儀礼のことだ。様式、スタイルにつ…

3月13日

山のシダを掻き分けながら歩いた。そうこうしているうちに、はっと宝物について思い浮かんだ。 宝の地図というのはメタファーなのじゃないの。宝は金銀やダイヤモンドなどの宝石じゃなくて、何かわからないこと(その価値がわかっていないことそのもの)、宝…

3月12日

午前中は山にいた。それから、事務所近くの中華料理屋へ。キャベツチャーハンがキムチチャーハンになって運ばれてきた。フランス帰りのシンイチローさんが遅れてきた。いろんなことを話した。やっぱり、僕の知っているフランス(行ったことがないので、僕の…

3月11日

社長とタローさんと仕事終わりに楽豚に行った。田舎で外食をする場所を探すのは難しい。驚くぐらい美味しいと思える場所が少ない。素材がいいから、結局自分の家で作るのようになる。結果、忙しさにかまけて、コンビニで済ますか、丁寧に作るかの二極化が進…

3月9日

いまはこの流れにのって、本を読むのだ。毎日には、あるいは、一瞬一瞬には、波のように満ち引きがあって、それに身を任せるように、過ごすべきなのだとおもう。その空気の波を感じられるように、生活を整え、頭をフレキシブルにする。いい波が来るとわかっ…

3月8日

Pulp Fictionでジョン・トラボルタとユマ・サーマンが、チャック・ベリーのYou never can tellに合わせて、ツイストを踊っている映像が頭で流れた。僕はこのシーンが好きだ。 小泉武夫「発酵食品礼讃」を読み終えた。発酵食品、日本のものは、カビが多い。土…

3月7日

スーザン・ソンタグ「反解釈」をすこし読んだ。それから、次に買うだろう本「千のプラトー」についてあらすじを知りたいとおもって、松岡正剛の千夜千冊のジル・ドゥルーズを読んだ。ソンタグの反解釈とドゥルーズのリゾームやプラトーの概念が繋がっている…

3月6日

24時間水に浸けて発芽玄米にしたら、食べやすかった。うまく発芽玄米を作れるようにしよう。ヨーグルティアに今注目している。発芽玄米、甘酒、塩麹、発酵食品の幅が増える。 そうそう、塩を粒の荒いものに変えた。朝は決まって、発芽玄米のおにぎりに、ご…

3月5日

兄が大阪から娘を連れて帰ってきた。我が家の誰しもが張り切っている。この感じは嫌いじゃない。ただやることなすことがよそいきのようで、なんだかいやだ。たとえば、普段食べないものを買い込んできたり。出来合いのお惣菜とか。僕がおもう至上なものって…

3月4日

仕事後、事務所の前で、最近やってきた甲斐犬をぼけーっと眺めていた。もう春がそこまできた。エレファントカシマシの4月の風を聞く。

3月2日

春の雨の夜が好きなのは、春の雨の夜に生まれたからだろうか。あの匂いが好きだからなのか。(たしかに僕は4月に生まれた。それが雨の日の夜なのかは知らない。また母に聞こう。)生まれる前の記憶はない。子どもの頃の記憶もおぼろげ。そのころの匂いの記…

3月1日

甘酒試飲会開催。米麹と白米の甘酒は万人受け、米麹のみの甘酒はつう向けの模様。麹の力はすごい。僕は何もしていない。麹が働きやすい環境を整えただけ。 試飲会の席で、タローさんが麹が話をしてくれた。市販の味噌は麹の活動を止めているから、真空パック…