2019-01-01から1ヶ月間の記事一覧

1月22日

「しかし、冷静に考えて、今は世の中の経済状況も怪しいので、とにかく出費減らしといた方がいいから、生活費がかかる場所に住むのはNG。うちは家賃が安い。でも町の真ん中。なんでこんな値段かわからない。熊本もそのうち家賃上がるのかな。震災後は上がっ…

1月21日

遠くからみた山の上半分は白い。山の中は雲に覆われ薄暗く、吐く息は白く、とても寒い一日。ふとカレンダーをみると大寒の翌日だった。とはいえ、枯れ葉の落ちた木の枝はほのかに赤らいでいるしで、新芽も出ていて、春の萌しを感じる。夕方、晴れた北東の空…

1月20日

雨の止んだ19時過ぎに家を出てKhruangbinを聞きながら、街の大型書店に向かった日曜の夜。多くの人は都市と田舎の違いはひとの数だと言うが、それは間違いではないのだが、ぼくは文字の多さをそれより感じる。 大型書店へ行った目的のひとつは、Amazonのほし…

1月19日

ヘトヘトに疲れた午後6時前、仕事からの帰り道、東の空には月が煌煌と光、反対の空では沈んだ太陽のあとを追う燈が素晴らしい夕暮れ、マジックアワー。夕日が綺麗に見えたのはヘトヘトに疲れていたからなのかもしれない。帰り道にカーラジオを聴いていたが、…

1月18日

昨日とは打って変わって、一日中雪が降り続いた。寒い、これこそ1月。 メンターの便りで、普段なら、まあ大丈夫だろうと思っていることに目を向けようと思った。ひとつは、天災。今地球で起こっている環境問題の原因は人間由来のものではなく、太陽と地球の…

1月17日

1月なのに3月のような陽気。されど日が傾く3時頃は、まだ肌寒い。1月だもんな。何事にもおいて、時間的余裕がないと、どんなこともテキトーやインスタントに流れてしまうよなとおもった正月休み明けの日々。外出先では妥協したり、時間がないから手を抜いた…

1月16日

深夜に練習から帰って、短い眠りのまま起きた朝。気がつくと、正月から2週間がすぎていた。早い!学校の稽古をしていると、稽古のことと同時に別の思考が立ち上がってくる。稽古には、体験のトレースと先立つ指針がかかせないのだが、ここのところ、指針って…

1月15日

もうすぐ雨が降りそうな、どんより雲に覆われた朝。KhruangbinのA calf born in winterを聴きながら、テクノのリズムのように出勤する。 カッコいいなと思ったことを真似ぶことが、僕の行動の第一歩目にある。この日記もそう。真似たのは若かりし坂口恭平さ…

1月14日

風なし、雲なし、ばっちり、いい天気、すれ違う車はどれも他府県な祝日の朝。 仕事に精を出し帰ってくると、疲れから数分のつもりの仮眠が数時間のマジ寝。それでも、稽古をすすめる。 師範代から差し入れ。石坂泰三についての校長の言葉。「こういう理由が…

1月13日

昨日の疲れのせいかよく寝た朝だった。起きたら9時を回っていた。急いでシャワーを浴びて、お昼のカレーの食材の買い出しに出向く。Roberto Musci『Tower of Silence』を聴きながら、昼ごはんにカレーを作る。なぜだかわからないが、すっぱさがうまいカレー…

1月12日

スーパーでおばちゃんが478円のお釣り渡してくれた。「よんひゃくななじゅうはちえん」と言った。「ななじゅう」の最初の「な」にアクセントがあって、関西のおばちゃんだなーなんておもった朝だった。 朝4時30分に起きて、5時に家を出て、8時前には和歌山に…

1月11日

雲に覆われた朝。日差しは地面には届いていない寒い朝。 Tom WaitsのClosing Timeを聞きながら出勤する。しゃがれ声って魅力的だなぁ。 世界の認識の仕方は人によってまちまちだ。もうそれだけで、世界はひとつではない。認識の違いが悪いわけではない。Tom …

1月10日

東の窓のカーテンの隙間から太陽の燈が漏れている朝。通勤中の細野晴臣のハニームーンがいい。 今日の目覚めはとてもよかったが、見た夢は悪夢で、なにをしてても何かに追いかけられるものだった。起きたとたん、とてもいい気分に変わった。夢が現実のメンタ…

1月9日

雪がちらつく朝。淡雪はすぐにとけ、いい天気となった。 昨日久しぶりにあった知人に、最近どう?と聞かれ、そうやなあ、楽しくて忙しいと答えた。そしたら、何してるん?と聞くから、仕事しながら学校に通ってて、大好きな本を読む時間も少なくなってると答…

1月8日

くもりの朝。控えめな冷え込みでも、外の車はフロントガラスが凍っている。 すべての仕事に役得があるとするなら、いまの仕事の役得は、21世紀の日本で早く帰っても文句ひとつ言われないこと。冗談半分、本気半分。堂々と昼寝できること。猪肉をいただけるこ…

1月7日

仕事初めの穏やかな朝。通勤の道中。車ゆらゆら、頭ぐるぐる。 昨日の師範代の手土産に、頭の中が右往左往ぶらぶら。「その定義は「物事を深く思考し、自分の考えを組み立て、事の本質を追求し続けるための“手段としての読書”のこと」です。読書を目的とする…

1月6日

丑三つ時を跨いで稽古に勤しむ。たくさんのわたしのそれぞれがそれぞれ並列に動いている。さながらブラウザー上のたくさんのタブのように並ぶありさまの思考。頭はマルチタスキングで処理する意向。気づいたらベッドにインして起きたら寝坊。 昼前に『へうげ…

1月5日

「あえて多くを語りません。十年後のご自身を、もっと本気でご想像ください。」by 師匠 を思い出す。数年後の自分を想像したとき楽しそうでなかったというのが、ひとつの動機だった。前の仕事を辞めたときも、フィリピンに行ったときも、振り返ってみると短…

1月4日

例年のことながら、この時期から節分のころまで、高速移動を控えて、試行運転?思考運転をしながら、一年の計を立てる。節分を迎え、春を迎えたら、冬に間に貯めたパワーを、寒空の夜に香る梅の花のごとく一気に咲かせる。まさにいま、一年の計を立てている…

1月3日

正月三が日の朝らしくゆっくり起きてのんびり支度をする。 昼に兄が帰ってくるというので、昨年末にいただいた最上のイノシシのランプとバラのブロックをスライスする。冬場のイノシシの肉は脂身が多いからよく切れるかどうか包丁を試すにはうってつけ。家に…

1月2日

刀を鍛える場を鍛錬場という。自身を鍛えることを鍛錬といったのは、宮本武蔵か柳生但馬守宗矩かそれよりも前なのか。雪山からの帰り道に、岐阜の関に立ち寄る。 刀の鍛錬の神事を見る。目の前で真っ赤に熱した鉄をトンテンカン、トンテンカンと小槌と大鎚で…

2019年1月1日

2019年です。明けましておめでとうございます。昨夜のうちに家を出て、高速道路で新年を迎えました。今年も長野にいます。 「移動距離はアイデアに比例する」と言ったのは師匠でした。自分が考えていることは自分が生み出しているのだとつい最近までおもって…