2017-06-01から1ヶ月間の記事一覧

6月27日

引き続き、松岡正剛「日本という方法」を読む。昨日読んだ、本居宣長の章がおもしろすぎて、昼休みに、もう一度読み返す。そういえば、松岡正剛「多読術」に、「本は二度読め」とあって、まさしくその通りだなとおもった。場所もそうだし、店もそうだ。一度…

6月26日

自分で選んで手に取った本を読むのはいい。好きなものを選ぶのは、語り口や読後感が本によって違うから。食べ物の好みはひとによって違うから、それぞれが好きなものを食べる。が、読書に関してはみんな同じものを食べなさいといわれている状態のようにおも…

6月25日

松岡正剛「日本という方法」を読む。松岡正剛さん、鋭すぎます。昨年は半藤一利「昭和史」を読みました。さきの大戦が起こる少し前から、僕がちょうど生まれたころまでに起こった出来事をはじめて詳しく知りました。このあたりは、教科書には載っていなませ…

6月24日

雨の前は蒸し暑い。うまく眠れない。目は閉じていても、頭はすこぶる回転している。ぐるぐるぐるぐる。 ステップがある。段階といもいう。その道順は直感によって示される。ということを、ぼくは信じることができなかった。目に見えないものなんてないという…

6月23日

ナラで薪を作り、軽トラの後ろに積んで、山本工房さんへ納品しました。薪を割るというと、斧を振りかぶるイメージを持つかもしれませんが、昨日は油圧で動く機械を使って、割りました。いろいろなやりかたがあります。薪を持っていくと、相変わらず、一風変…

6月22日

林業に従事しています。といえば、自然にいいことをしていると認識されるかもしれませんが、そればかりではありません。ときに、自然を破壊し、経済活動優先させることを仕事上おこなっているからです。ぼくはよくないとわかりながらやっている、というジレ…

6月21日

素材業を営むひとたちが、加工する人たち(最終商品として売る)の作っているものを愛せるかどうかって、ものすごく大事だとおもう。鹿肉を卸しているパン屋さんのパンを食べたときにそう感じた。ここのパンを食べるとほかのパンが食べられなくなりますと、…

6月20日

鶴見和子「南方熊楠」を読み返す。「南方は、民俗を特定の地域の土壌に根ざした固有の生態系の一部とみなした。その意味では、それぞれの地域の民族は固有性をもつ。しかし、同時に。南方には、「日本にあるほどのことはヨーロッパにあり、ヨーロッパにある…

6月19日

人間をだめにするものはいくつかあって、そのひとつは、ぼくはワンルームだとおもう。家に帰って、部屋に入って、すぐに、ベッドに寝ころぶ。やりたいことやらねばならぬこと、そっちのけで、とりあえず、30分だけ寝ようとおもう。起きられない。お決まりの…

6月18日

梅雨の前の空気は重い。風がうまく運んでくれない。冬の空気なら何の気なしに、木の間をかい潜って、風が運ぶのに。なんて、山の爺と前にはなしていたことを思い出した。雨がほしい。いつものコーヒー屋に行く。今回は、同じ豆で浅煎りと深煎りを飲み比べて…

6月17日

タローさんの田植えを手伝う。もちろん手で。まとまっている稲を、固結びを解くようにして、稲をほぐし、土の中にしっかり根付くように植えていく。さいしょのうちは、その作業に夢中で、気づいたときには、腰の高さが下がり、目線が苗の高さになっていた。…

6月16日

高知から帰っています。国道32号線を北上して四国を縦断しています。途中、高知県大豊町の道の駅で昼ごはんをいただき、店内をぶらぶらしていると、碁石茶を見つけて、ひとりあがる。そうです。これ、伝説のお茶なんです。国内唯一の微生物発酵茶で、そうい…

6月15日

フィリピンでの移動はほとんどがバスだ(ルソン島、マニラのある一番大きな島)。バスの路線があらゆる場所に張り巡らされている。どこかに行くなら、バスで大半の時間を過ごすことになる。 問題がひとつあって、エアコンが効きすぎている。常に風量マックス…

6月14日

ぼくはデジタルの恩恵は、モバイルにあるとおもっている。けっして家でインターネットができることじゃない。テクノロジーが発達したなら、変わるべきは、時代じゃなく、個人だ。 家で何でもできるというのは、わかりやすいことだ。だけど、本当のデジタルの…

6月13日

片岡義男「日本語の外へ」を読んだ。やっと、やっと読み終えた。読み終えた達成感だけで、ご飯を軽く3杯は食べられる。ついで、松岡正剛「月刊遊」に、ついに、ついに、手を出してしまった。

6月12日

Booker TのGreen Onionsを聴いている。 脳科学者の茂木健一郎さんは、「本居宣長の生涯から見えてくる「成功の方程式」。それは、幅広い教養を身につけた人が、一つの事業に集中したときにこそ、初めて「遠く」まで行けるということだろう。」といった。 先…

6月11日

どういうわけか、この時期になると、日本のことを知りたくなる。去年は、半藤一利「昭和史」を読んだ。今年はその少し前からさかのぼって、片岡義男「日本語の外へ」と山本七平「日本人とは何か」を読んでいる。いま現在というのは、過去の積み重ねであるこ…

6月10日

そういえば先日、ウェブサイトを作ってくれへんかといわれた。ウェブサイトは自分の分身だ。だれかに頼むもんじゃない。サイト全体のデザインや構成をぜんぶじぶんがおもうように作る方がいい。そうじゃないと自分のおもっているディテールまで表現できない…

6月9日

未知のものに出会ったり、同じものを見ていても全く違った解釈を他人がしたときに、それを屁理屈だとか、意味の分からないことだと認識され、そのことを理解しないで、ただ否定されることがよくある。と、ひさしぶりに同級生に会ってそうおもった。いまなに…

6月8日

家の風呂の修理のため、そこに至るまでの通路をきれいに片づけた。というより、すべてのものをどけた。棚やら、靴やらを。どけたらさっぱりした。目に見えてさっぱりした。こころもなんだかさっぱりした。これはものだけじゃなく、情報もそうではないだろう…

6月7日

ひとを教えるための研修を受けています。結論をいうと、ひとを見ずして、ひとに教えられない。結果、自分がぶっとんだおもしろいひとになれば、いやでもおもしろいはなしをひとは聞くだろうとおもった。 綿密に作り込まれたものが好きでなくなってきた。現実…

6月6日

ぼくは、真の動機は深い自問自答からうまれるとおもう。動機とは、「人が心を決めたり、行動を起こしたりする直接の心的原因のこと」とwikipediaにある。そもそも考え方はひとに教えられるものではない。(知らぬ間に身に沁みるように半ば強制させられている…

6月5日

今日おもったことをざっくり書いておく。 力不足ですが、一生懸命がんばります。 と聞いて、それではだめだとおもった。この場からは、おもしろいことは生まれない。パワーポイントの文字の羅列と説明的な研修。ライブだ。DJが場の雰囲気に似合わせて選曲す…

6月4日

タローさんの家でBBQ。まだ夜は寒いので、室内にて七輪で猪肉をいただく。味付けは松阪にある前島食堂の味噌ダレ。タローさんが持ち帰った味付鶏肉のタレが大量に余ったそうです。ごはんがすすみます。(ご飯を炊き忘れたのでなかった)淡竹とスナックエンド…

6月3日

最近買ったものを思い返してみると、食べものばかりだ。食材とか気になる店の食事がおおい。 数年前を思い出すと、服を買ってばかりいたのに。今は、本と食べもの。ぼくは健康マニアではない。おいしいものが食べたい。おいしいものとはなにか。食べなきゃわ…

6月2日

道を作る。といっても、山の作業道。仕事中に考え事。仕事に関わらず、ひとが行動を起こすとき、その行動はなにによって、決められているのだろうか。 コンピューターにはOSがある。OSとは、オペレーティングシステムのことで、パソコンの振る舞いを管理して…

6月1日

あらゆる雑事を片付けて、早々に、部屋の電気を消し、ベッドに寝ころび、布団にくるまって、卓上灯の明かりで、山本七平「日本人とは何か。」を読む。仮名の章に入った。この話めちゃめちゃおもろい。ちょっとしたアイデアが湧く。本が導いてくれる。 22時45…