6月20日

鶴見和子「南方熊楠」を読み返す。「南方は、民俗を特定の地域の土壌に根ざした固有の生態系の一部とみなした。その意味では、それぞれの地域の民族は固有性をもつ。しかし、同時に。南方には、「日本にあるほどのことはヨーロッパにあり、ヨーロッパにあるほどのことは日本にもある」という、人間の普遍性についての信念があった。(中略)南方には、自然の破壊が、人間生活の崩壊につながるという認識があった。(中略)そして、自然の破壊による人間の崩壊を、地球的規模で防ぐためには、現在自分が棲んでいる場所で、まずそれを防がなければならないという信念にもとづく行動をおこした。」

 

買ってきたパンの感想を聞いて、「ふつう」という答えが返ってきた。ぼくは言葉を失った。

 

以前にモバイルソーラーを最近購入したと話していたら、なにに使うのかはっきりしているのなら、いいねっていわれたことをおもいだした。

 

ひさしぶりに雨が降った。

 

パン屋で、パンがのこりひとつになったら、そのパンは売れのこるという話を聞いた。ぼくは何かを買いに行くときに、じぶんの欲しいものがはっきりわかっていることがほとんどだから、パンが残りわずかだろうが、売れ残っていようが、買いますよと答えた。おれもそれが正解だとおもうといわれた。

 

ボブ・ディランはいった。 How does it feel?