2018-08-01から1ヶ月間の記事一覧

8月1日

8月です。はやいはやい。季節が回るのが早すぎる。 大人はずるい。なんでも自分のおもうままにならなかったり、なんかいわれたり、対案を出せば、屁理屈ばかり言いよってと、ひとことで、こちらのすべてを吹き飛ばす。なぜそれをするのか、理由を聞いている…

7月31日

とてもとても寝起きの良い朝。昨日寝る前に読んだディランの記事がとてもよかったからか、寝る前にビタミンCを飲んだからか、しっかり7時間寝たからか、2年間続けている食生活の成果が出たからか、夜が心地よい涼しさだったからか、ゆっくりできる時間があっ…

7月30日

一日中ボブ・ディランを聞く。ボブ・ディランを聞いていると、時代を超えて長く活躍し続けるのには、あらゆることを受け入れる多様性と柔軟性の大切さに気づく。就寝前に、ディランのノーベル文学賞受賞スピーチを読む。ディランが歌と文学の繋がりについて…

7月29日

白洲正子『近江山河抄』を一気呵成に読み切る。おもしろい!実は数年前に書店で手に取ったことがあって、そのときはどうもすすまなかったため、買うのを控えた。それがどうだ。いま読むとめちゃめちゃおもしろい。んー。以前は近江の地名のことしかわからな…

7月28日

昼にタローさん宅へ。今シーズン使わなくなった小麦の脱穀機の片付けを手伝い、ひと段落ついて、みんなで素麺をいただきながら、お互いのこれからのことについて話す。やりたいことと、いまやっていることが繋がっていて、信念があるから、なぜそうするのか…

7月27日

・食べ物と体を切り離されたように(お腹いっぱいになればなんだっていいや)、総合を包括する職能は、専門分化へと変わった。好きなものを好きなだけ食べるのが肯定される世の中になったようだが、その結果、ひとは健康を失った。分けられるその一歩前に潜…

7月26日

何かを始める前に、自己が確立しているか。 数年前にこの言葉を読んでずいぶん考え込んだ。「なぜ自分はそうするのかという問いかけが前提にあり、自分なりの判断で行動する。だから、だれもやらなくても、自分がいいと思ったら行動する。周りがやっているか…

7月25日

ある一節に出会うために、何百冊も本を読んでいるのではないだろうかと思うときがある。ある一節に出会うかどうかは、出会ったときに初めて気づくのだから、本を読み進めなければ結局分からない。 今日、「ぼくの近江の知識人の七分の四くらいは白洲さんに貰…

7月24日

整体を出れば、20時が過ぎていた。駅前の住宅地の街頭のオレンジの光と、冷めぬ空気と、行き場のない湿度は、シンガポールを思い出させる。数年前の9月、ぼくはシンガポールにいた。その年の8月いっぱいで前職を辞め、1週間をシンガポールの友人の家で過ごし…

7月23日

日中は危険な暑さだったが、夕方は涼しい。19時までにすべての雑務を終え、縁側で扇風機の首をこちらに向けて固定し、Youtubeで「阿波の遊行」を流す。祭シーズン到来。「祭とは年に一度、神はわれわれの近くにいるのだということを宣言するためのドラマであ…

7月22日

10時起床。グッドウェザー。久しぶりにアラームをセットしないで起きるまで寝た。昨夜は体の温度が下がらずぐったり。今日はすべての予定をキャンセルして家で過ごす。久保田麻琴と夕焼け楽団『ハワイ・チャンプルー』を聴きながら、一ヶ月分滞っていたこの…

7月21日

8時30分起床。グッドウェザー。『星の王子さま』の王子さまとキツネのシーンが去来する。王子さまは出会ったばかりのキツネに遊ぼうよというと、キツネは王子さまとは遊べないという。キツネは、ぼくは君に懐いていないからだという。(翻訳によっては、「飼…

7月20日

6時50分起床。いい天気。というより今日も危険な暑さ。きのうの疲れのせいか、起きるのが遅く、20分で支度して家を出る。今日もタツローから。ぼくがすべきことは、知らないことを知りたいという姿勢を保ち続け、多読をし、最新テクノロジーの動向を伺い、気…

7月19日

6時20分起床。晴れ。危険な暑さ。朝から昨日の残りのカレーを食べる。うまい。ジャパニーズカレーは、ターメリック1:クミン3の割合です。ぼくは友人と呼べる人が少ない。そりゃそうか、特定少数の変わったひとのほうが好きだし、その方向を向いているのだ…

7月18日

今日も言われたけれど、たまに意識高いねと言われることの意味が分からない。まるまる女子とか、意識高い系なんて名称も意味がわからない。そう見えるかもしれないけど、ぼくは明確な目的をもってやっているだけで、面倒でもなければ、意識も高くない。通常…

7月17日

日中の気温が38度を越えた。身近なところで、些細なことから、イライラが爆発するのを目撃する。この暑さは、命さえ容易に奪い、ひとを容易に変える。 ひさしぶりに高城剛『サバイブ南国日本』を読む。これは、日本が暑くなるのだから、その暑くなる日本でど…

7月16日

これほどくそ暑い中で考えるべきこと、やるべきことは、この暑さの中で、どう楽しくすごすかに限る。近年の夏はかなり暑い(年間平均気温は下がっているようなので、温暖化というよりは寒冷化しているようだ)のだから、それにあわせて、楽しみ方を変えてい…

7月15日

猛暑の京都で試合。帰り道にぶらっと祇園祭に寄る。宵宵山。道中、観光で訪れた外国人に英語で道を聞かれる。ひさしぶり過ぎて、パッと英語が出てこない。途中寄ったコンビニで中国人の店員さんが完璧な日本語で、5000円札のお釣りを、1、2、3、4000円と数え…

7月14日

日本語に入り込もうと思ったのは、おもしろいからだった。表意文字である漢字は、意味や出で立ちがその形に宿っている。クリエイティブを意味する、創造の創という文字は、倉に傷を付けることでクリエイティブが生まれるという意だ。 日本語では、同音異義語…

7月13日

ボブ・ディランが、「理解できないなら考えなくていい、あなたに向けたものじゃないから」と言った。 やるやらないはその人次第で、その間にそびえ立つ倫理の壁はおもいのほか大きい。ポケットにGPSがあるなんて気持ち悪いと言っていた少し前では、想像もつ…

7月12日

友人たちがどんどんやると宣言していたことを実現している。僕もそうしたいのはやまやまなのだけど、冷静になって振り返ったときそんなに焦っていなかった。いまやることがはっきりしている。師匠は「おいしい水を汲みにいく前に、水を持ち帰る方法を考えれ…

7月11日

ぼくがやっていることを他人に紹介するときに、こいつこんなこだわりがあってめんどくさい奴やろーなんて言われるのは、どうもいけ好かない。それなら、こういうことがあって、その問題を必死になって考えていまこれをやっとるねんと言ってくれたほうが気持…

7月10日

読書がいいってわかってるいるのに本を読まなかったり、砂糖がよくない(fed up)と知っているのにお菓子ばかり食べたりするのは、現代人には時間がないからなのか、師匠を持っていないからか、知識不足からなのか、わかっていることと、実際にやることが離…

7月9日

忖度だらけのラジオにはもううんざりだ。数年前にやめたテレビ同様ラジオもそろそろやめようとおもう。そんなカーラジオから梅雨が明けたという一報があった。それを待ってたかのように、一斉にセミが鳴き出した。これからはラジオを待たず、セミが鳴き出し…

7月8日

梅雨明けの蒸し暑い夜は、京都に住んでいた頃のある夜を思い出させる、友達が働く木屋町のバーへ仕事帰りに立ち寄った。狭い階段を上がった2階にある薄暗いカウンターのディランという名を含むバーだった。そのころ面白い人の集まる場所に行けば、面白いこ…

7月7日

ここ数日、空に雲がかかっていて雨が続いている。青空を思い出せない。そういえば今日は七夕だ。午後に昨日のカレーの残りを食べて、やっと松岡正剛『千夜千冊番外録 3•11を読む』を読み終えた。これ、是非是非読んでいただきたい。あとがきにこうある。「そ…

7月6日

今日も一日中雨。朝から牛すじを土鍋で煮込む。大学いもを作り、コーヒーを淹れる。コーヒーと和菓子のコンビネーションは、洋菓子よりいける。さあて、雨の日は読書にかぎる。 知識が自分にあると思っていては半人前、というよりそのことがいかに傲慢であっ…

7月5日

夕方、AmazonからsoundpeatsのBluetoothワイヤレスイヤフォンが届いた。早速、装着して、電源を入れたら、power on connectedとナビゲータが言った。その瞬間、脳裏にブレードランナーが去来した。ブレードランナーは僕が好きな映画で、原作はフィリップ・K…