12月10日

大阪で試合。休日朝7時の電車はおもったよりひとがいて、立っているひとが数名いるが、まだテンションは低い。しゃべり声は少ないしひそひそ。今日の朝は、Pink FloydのMore than wordsから。車内の1時間30分を『サピエンス全史』で。

 

帰りの電車は満員。うまいこと席が空いて座る。気づいたら寝ていた。起きたらまだ京都。流れていたのは、Pink FloydのTime。時空をワープしたような感覚にしばらく浸る。

 

朝の電車で読んだ、サピエンス全史が喉に詰まった魚の小骨のように、頭に引っかかっている。淡々と衝撃的なことが書いてある。「アフリカでほそぼそと暮らしていたホモ・サピエンスが、食物連鎖の頂点に立ち、文明を築いたのはなぜか。その答えを解く鍵は虚構にある。我々が当たり前のように信じている国家や国民、企業や法律、さらには人権や平等といった考えまでもが虚構であり、虚構こそが見知らぬ人同士が協力することを可能にしたのだ。」いろいろのことは、自分の都合のいいように想像してしまう。

 

RadioheadのOK Computerを聞いて就寝。