12月18日

喋るのが億劫になるくらい。ここ数日ずっと咳き込んでいる。極力、喉を使わないようにしているが、どうしてもはなさなければいけないときはある。だけど、大きな声は出せないから、伝えることを考えてから話す。大声を出せないこと、高音を出せないこと、途中で咳がでること。それらを考えていると、制限は想像を生むというのがよくわかる。あまり声を出せないから、何を話すかを考えるし、どのように話すかを考えるし、話す以外の方法を考える。家に帰ると、松岡正剛、田中泯の対談集『意身伝心』が届いていた。