7月4日

『まぜる!!マルチメディア』の読後の想像が広がる。

 

ギター引きの話。ギターが下手くそなひとがうまく引くようになるのが、おもしろいのではなくて、うまくなっていく過程に、皆の興味はあるという話。

 

スクラップアンドビルド=すべて壊すのではなく、「らしさ」をのこして、新しいモノに引き継ぐこと。Tom Tom ClubのGenius of Loveのマッシュアップでマライヤ・キャリーがFantasyを歌ってるように、メロディーやベースラインを拝借する。日本語もそうで、漢字を拝借して、意味と日本に発音をあてる。そのような例はまだまだありそうだ。コードとモード。

 

AよりもQが大事で、いいQを見つけられるかがキーポイント。構造物の基礎を音楽でいうと?文意と文脈をそのままに文体だけ変えた文章は?

 

仕事帰りにコンビニに立ち寄ると、バンズのスニーカーにハーパン、ロックバンドTシャツに、入れ墨とロン毛な若者たちが、ハイエースから降りてきた。バンドツアー中のパンクバンド「らしさ」。

 

無知は独善。インターネットでクレジットカードを使うのに怯えている親父、草を刈るための重機があるのに、なんでも手で刈ろうとするおじさん。ひとを苦しめているのは機会やテクノロジーではなく、ひとの独善であり、こうやらなければいけないに囚われた考え方だ。

 

夕方、電気会社の営業マンが来た。売りたいモノの説明を、特に、経済的にいまより価格を抑えられることだけをウリに営業された。相手はぼくですよ、おじさん。価値基準は価格の安さだけではないんですよ。相手を見て話すべし。