7月15日

朝、蝉が一匹鳴いていた。夏だ。Steven Stanleyを聞きながら、電車に揺られ、宵宵山の京都を通り過ぎて、新大阪で試合。KhruangbinのDUBセルフカバーアルバムを聴いて、DUBを聞き始めた。TomTomClubが録音していた、バハマのCompass Point StudiosのSteven Stanleyがヤバそうなので彼からはじめた。

 

試合から帰ってきて、選挙の事前投票へ。ネット投票はまだだけど、Youtubeなどのテクノロジーのおかげで政党の演説を聞けるのはありがたい。そうでなかったら、「よろしくお願いします!」しか言わない街頭カーか、見ないテレビや新聞からしか、情報が手に入らない。選挙の候補者を選ぶときに、聞いたことがある名前だけで選んでしまいがちな世の中、YouTubeで政見放送を見る人はまだまだ少ない。けれども、これは進歩である。なぜなら、テレビで見ようものなら決まった時間に家にいなければいけない。働いている平日昼間に政見放送があっても見られる人は少ない。それがYouTubeならいつでも時間があるときに見ることができる(見る気があれば)。歴史の転換点となるような出来事って、過去を振り返ってみたとき、その背景には、テクノロジーと自然環境がある。ベルリンの壁が崩壊したのは、当時発明された衛星放送によって反対側の状況を知ることができたからなのだから。

 

試合で疲弊したので、マルチビタミンとメラトニンを飲んで早めに、グンナイ。注文した最新のMacBook Proが上海を発ったとメールが来た。