6月21日

昼前に吹いたのは雨の風だった。機微を感じ取るには、余白が必要だ。南西からじわりと近づいてくる黒い雲に先行する風に夕立を察知して、明日は夏至。

 

Netflixでボブ・ディランのローリング・サンダーレビューツアーのつづきをみる。ローリングサンダーとはインディアンの名前である。インディアンのローリング・サンダーが出てくる。「雷がなるとき美しい音がなる」それがローリング・サンダーの名前の由来。「彼らの最大の悪事は、我々の文化に対し敬意がなかったことだ」と。我々は自国の文化に敬意を持っているのだろうか。知ってるふりしてのぼせ上がっていまいか。 Thought will fuck you up.とボブ・ディラン。

 

夕方師匠より、タイムリーな指針を得る。学ぶとは、教わると教える立場がベースにある。学ぶときに一番重要なのは、誰に教わるかであって、その誰を見つけることは、人生にとってとてもとても大きな出来事であることに異論はない。