6月20日

言葉遣いを変えると人生が変わると聞いたことがある。ぼくもそうおもう。言葉はその生まれる過程で呪術的な意味が込められてきた事実を、一旦横に置いておく。言葉遣いによって周りのひとの応対が変わるのもあるだろうが、それ以上に、自身と世界との接し方が変わる。世界は言葉で分けることによって作られているのだから、その分け方を変えることが世界の見方を変えることとなる。

 

フランク・ザッパは「既成の社会の価値観からの逸脱としての突然変異を、個人レベルで達成すること」と言った。Freak out!

 

「何でも文句を言わずに食べる」時代ではなくなった。日本の牛乳のほとんどにはカゼインが含まれていてそれを日本人は消化できない、日本人のほとんどは玉子の遅延性フードアレルギーに引っかかるし、砂糖は血糖値が急激に変動し凶暴になるし、小麦粉は腸の粘膜を傷つけたり、言語野に関わるし、レクチンは腸不調に関係する。それなのに、なんでも残さず食べるのが美徳となっているのは、結局のところ、勉強不足で時代遅れなだけなのに、それを肯定するのだから、ダサいよな。ほんと。もうだから、個人で気付いた人がそんなこという頭の固い連中をほっといて勝手に始めるしかないんだよ。日本が一度崩壊する、2020年後半まで。

 

日本人はいつから賢くて、日本人は真面目だったのか。それって誰がいったのか。そういわれて、いい気にさせてたいとおもっている人がいるんじゃないの。もっとさ、見つめるところあると思うんだよね。夕日が沈んであと、まだ薄明かりの残るマジックアワーに、窓から入ってくる涼しい風に、老子が見えた。