2019-07-11から1日間の記事一覧

7月10日

ムカデに足を刺されて休養の一日。腫れは引いてきたが、足の痺れと痛みが残る。 朝食のあと、一服のお茶を入れる。茶葉は政所の無農薬在来種。熱すぎないお湯で3分蒸らしてから飲む。飲みながら、もっとお茶のことを勉強して美味しいお茶を飲みたいものだと…

7月9日

朝の湿度はおとなしくしかった。能登の先端の珠洲の海に近い公園で目覚めた朝のようだった。夏のこの感じがたまらなく好きだ。 おかんが、いただきもののシャツのサイズ表記がLLなのを見て、こんなでかいの持ってたっけと尋ねた。サイズ表記は大きいが、着て…

7月8日

BPM低めのフォークロア 盆踊りのサンプリング 音数少な目 ザジャパニーズスタイル 仕事の中に急にキレる50代後半のおっさんに呆れる。どんなことであれ、感情に身を任せて怒るひとを僕は信じることができない。 MeeのEarBoostでDeepHouseを聞きながら、薄明…

7月7日

七夕。 松岡正剛『わたしが情報について語るなら』読了。「あるもの」と「あるもの」を分ける線はいつも曖昧で、あてにならない。だからこそ、そのあいだ=関係を動かして、時代や状況に即して理解したい。また、昨日ダメでも、今日OKな事象だってありうるわ…

7月6日

とてもよい睡眠の実感をもちながら起床。8時間睡眠、寝る前のストレッチ、CBDロールオン、メラトニン3mg、太陽光。すべて合法。いまのところぼくの睡眠の質を向上する要素。あとは、タイミングや用法を実験する。いい睡眠した1日って気分がいい。 政所茶の新…

7月5日

スーザンソンタグ『わたしはうまれなおしている』を読む。日記にはなにを書いたっていい。 Friday420の師匠から便りが届く。いつも数メートル先のカーブのさしかかりの見えなくなる寸前のところで、後ろ姿をなんとか確認できるくらいの距離感にいるハイパー…

7月4日

『まぜる!!マルチメディア』の読後の想像が広がる。 ギター引きの話。ギターが下手くそなひとがうまく引くようになるのが、おもしろいのではなくて、うまくなっていく過程に、皆の興味はあるという話。 スクラップアンドビルド=すべて壊すのではなく、「…

7月3日

湿度の高い朝、少し眠たい、河川の草刈り、8月に上演の『東京裁判』の前には背景の予習を。 『ニューヨーク公共図書館』のことを考える。図書館は本の収納庫ではないし、司書は本を整理するだけではない。あらゆる「機能」について、注意のカーソルをもっと…

7月2日

ひさしぶりにイラっとしたから、そのイライラを分析する。上野千鶴子さんにならって、もっと怒ったっていいのかも。今日のところは数行メモっておく。 イライラはおそらく想定外の出来事に働く。 想定外とはこちらの勝手な期待の場合が多い。 ならば、想定外…

7月1日

7月です。 まずは、スーザン・ソンタグ『反解釈』にある「《キャンプ》についてのノート」より 「感覚を−とりわけ生きていて力強い感覚を−言葉でからめ取るためには、われわれは断定を避け、柔軟に振舞わなければならない。このとらえどころのない感覚をいく…

6月30日

6月最終日は朝から強い雨が続く。強い雨は防音として優秀で、ハンプティ・ダンプティが「なあに、ほかにだれもいないからさ」と言うように今日は家にひとりなので、マーティン・スコセッシが監督したThe Bandの『The Last Waltz』の冒頭に出てくるTHIS FILM …

6月29日

スマリヤン『タオは笑っている』を読みながら、1時間前に飲んだメラトニンが効いてきたからか、アクビがではじめた。昨夜の記憶はそこまでで、今朝は気持ちよく起きた。よく眠れているときって、眠っている時と目が覚めた時の感覚にズレがある。10時ごろに目…

6月28日

朝から猛烈な湿気の中で仕事。これぞ梅雨。 昨夜フットサルの練習の帰り道午前1時に、Mee Audio EarBoostでぼくの聞こえる音をカスタマイズして聞いたジョン・ケージの実験のような音楽が妙に記憶に残っている。 「もしもそこに意味がないのなら、ずいぶん仕…

6月27日

雨が降りそうで降らない。 梅雨の時季はいつもそうだが、ぼくはこの時期にいちばん凹む。やりたいことがあってもソファから立ち上がれない。それはそういうもので、そういう時期なのだ。それが梅雨をあけると、一気に、夏だと察知したセミの鳴き声のごとく、…

6月26日

朝から緩い風が吹き続く一日。夕方には少し風がひんやりしてきた。明日から梅雨入りのようだ。帰宅すると階段の下に、スマリヤン『タオが笑っている』が届いていた。『老子』を読んでいたらソファで寝落ちしていた。起きたら午前3時。トイレの外ではコソコソ…

6月25日

「一日のうち最高の瞬間は?……それはたいてい誰かを待っている瞬間、どこかへ向かって運転している瞬間、それとも駐車場を横切りながら地面にこぼれたオイルやタールが作る模様に見とれている瞬間。あるとき、私は真っ白な羽目板に太陽が激しく照りつける家…

6月24日

朝起きて、居間で寝転んでテレビを見ていたオヤジに「おはよう」と挨拶すると、テレビを見たまま「うーん」と帰ってくる。なんだか朝から悲しくなってしまった。片時も目が離せないほどテレビは、日々の何気ない挨拶より大事なのか。スマホを見ながらひとと…