5月6日

◆経済効率、見た目重視型なイデオロギーキライ。生活にバラを。 ◆師匠の師匠に学んだと言うおじいがチェンソーの音が聞こえたからと山にやって来た。タバコぷかぷかふかしながら昔話をして帰っていった。 ◆坂口恭平『躁鬱大学』の蛍光オレンジの帯に、「自分…

5月5日

◆今日からひとまず1ヶ月、できれば3ヶ月の間、これまでの食事に加えて、タンパク質を増やし、糖質を減らす生活へシフト。朝と昼にプロテインで40gのタンパク質をTuneIn。プロテインはベリーベリーにかぎる。 ◆雨降る朝に車で野菜直売所へ。今週分の野菜を…

5月4日

◆ある製品の機能やコンセプトやデザインを紹介する連中はそれをつくる企業に飼い慣らされた犬。その製品の文脈を語るひとを信じる。 ◆昨年のgwと比較して、人出がちがう。コロナの状況は昨年より重いけれど、人々の気持ちは軽い。どこもかしこも人だかりがで…

5月1日〜3日

◆浜松へ。ホテルは高速インター出入り口付近のビジネスホテル。幹線道路沿いにはチェーン店とコンビニ。街は新興住宅地。トポスがない。虚ろ。明らかなヴォイドかつ他地方都市をイコール。おもしろくない。 ◆若い、といっても、20代後半のチームメイトがぼつ…

4月30日

◆今日で4月がおわる。今週読んだいくつかのニュースで感じていたことと、今日届いた師匠からの週報を読み解いていくと、どうやら今年の11月が結構怪しそうである。国難的ななにか。 ◆そうとわかったら、これから6ヶ月はマニーをセーブし、お金のかからない…

4月29日

◆世間はのんびりGW。ぼくはつかの間の雨休み。大雨の中、QuartzのPodcastを聞きながら、京都にカットへ。途中、トイレ休憩に立ち寄ったコンビニのお菓子の棚に手書きのメモ。「わたしのおすすめ」とある。「わたし」って誰のこと? ◆計画を立て、それに向…

4月28日

◆6時30分起床。カーテンを開けて窓の外を眺める。曇り。◆7時。外に出るとシュウシュウ雨が降りはじめる。電話が鳴る。師匠から電話。雨で休み。◆7時過ぎ。布団に入り直して二度寝。◆10時30分起床、30分ほど布団の中でウニャウニャ。◆11時。玄米チャーハンと…

4月27日

◆師匠とツーマンで仕事。施工主さんに「好きなときに来て好きなときに帰りますんで、ほうっておいてください」だって。サイコー。 ◆夕食の席での親父との会話。「なにも考えさせないようにしてて、その方が都合がいいんよね、仕切る側としては」「それで」「…

4月26日

朝からおなかがゆるい。昨日の食事を振り返る。朝、ムーンライト。昼、岐阜タンメン半チャンセットに替え玉。夜、セブンのバターパンと堅ポテチとリプトンのミルクティとカフェオレ。ははーん。この世の終わりみたいなものを食べてるね。はい。今日から正し…

4月25日

◆good peopleはgoodなモノ、ヒト、バショをさりげなく紹介してくれる。さりげなさは、アンテナを張って感度よく磨いておかないと受け取れない。good peopleのgood なセンスの良し悪しは、こちらに委ねられている。 ◆コロナ禍の夕暮れ時に名古屋の少し人気の…

4月23日

◆田に水が入り始めた。毎週金曜日は大量に良質な情報を読む。これまでも、これからも、世界は情報で溢れているし、その情報の蛇口がゆるゆるで玉石混交。ひねれば簡単に手に入るのなら、情報を得るシュダンより情報を選ぶモノサシが大事なのはメイカクなのか…

4月22日

昼休みの空に飛行機雲があった。飛行機がなんだか懐かしい。10年前のいまごろは、ちょうどフィリピンから帰ってきた頃だった。7年ほど前までは二ヶ月に一度は飛行機に乗ると決めていた。最後に飛行機に乗ったのは、北九州のナイトーに会いに行ったときだった…

4月21日

今日届いた坂口恭平『TOKYO 一坪遺産』を読む。 これは大きな発見だった。欠如というものが新たな空間を生み出すのである。僕には机が家に見えた。その体験がもとで、僕は小学校の頃に建築家という職業があることを知り、将来の夢として思い描くようになった…

4月20日

◆ロンTに短パンにビーサンで、ジャック・ジョンソンを聴きながら、窓全開にして、20度近くまで上がった風を浴びながらのドライブ。 ◆クロニクルを作っている。今日は兄貴的坂口恭平のクロニクル。参考資料は『まとまらない人』。肉体労働をみっちりこなして…

2021/04/19

昨日読んだバイヤールの『読んでいない本について堂々と語る方法』が頭にちらついている。 教養ある人間が知ろうとつとめるべきは、さまざまな書物のあいだの「連絡」や「接続」であって、個別の書物ではない。それはちょうど、鉄道交通の責任者が注意しなけ…

4月13日

雨で休み、遅い朝食というより、ほぼ昼食。いつも使っているスプーンよりひとまわり小さいスプーンでチャーハンを食べる。いつもより少ないスプーンのひと掬いで食事体験が一変。道具のサイズを変えて生まれる些細な違和は心地よく、本当はこの小さいスプー…

4月9日

6時40分起床。朝飯なし。玄米を弁当箱に、ポトフをスープジャーに詰め、水1.5リットルを用意。7時に家を出て、7時30分に事務所に到着。10分ほど雑談して、現場へ向かう。8時40分に山の入り口に到着し、道のない山を登る。9時15分現場到着。15時前まで途中1時…

3月22日

ここ一ヶ月のこと、いきなり親父が血圧を測りはじめた。数字を絶対的な根拠としする従順な信仰者よ。その基準でいいのか、その基準は誰が作ったのか、その道具はちゃんと測れるのか、など考えなければいけないことは多い。反面教師は何だって教えてくれる。 …

3月20日

「多数決で決めたことはほとんどの場合絶対なのであると、それは倫理的におかしいことでもだ、そしてそれが民主主義というものだ」「国がおおまかな方向を決めたことに進んでいくのが基本だ」と親父が語った民主主義の、それがなんでいいと思えるのかが不思…

3月19日

「俺、いつ仕事できひんくなるかわからんから」と上司がぼそっと言った。「病院に行ったら、リウマチやったわ」と笑顔で。 上司のいない仕事を想像しながら思考がぐるぐる巡る。人生は有限だなんてわかってはいる。わかってはいるけど、実際、そうは思ってい…

3月11日

今年に入ってから本に潜り込む日々を送っている。潜水しながら得たものをメモしておく。贈与は相手から受けとることが先決。なにをやっていかかわからない事柄こそが学びであり、学んでいる最中である。訓練しなければ見えない世界がある、知らない世界を存…

3月7日

目の前に全くわからない事象があらわれたとき、どうするだろうか。 朝、交差点で信号が青に変わるのを待っていた。窓の外を見ると、家の周りの草に除草剤を振りかけるおじさんを見て、雑草のことを知らないからとりあえずなのか、みんなこうしているからなの…

2月11日

19時ごろ、母が帰ってきた。親父が国営放送を見て、それと同じ内容を連呼した。五輪組織委員会会長が辞任するってよ、そのあとの後任誰やと思う?、と。 テレビはある言動の背景を見えないようにしている、教育はある言動の背景の見方を教えないようにしてい…

1月21日

親父が19時前に帰宅すると、すぐに居間に向かい、こたつの上のリモコンを手にして、テレビをつけ、国営放送にチャンネルを合わした。バイデン米大統領の就任式が流れていた。日本のテレビが19時の放送でプラダの黄色いコートを羽織ったAmanda Gormanの詩を放…

1月7日

水のような一年になるようにおもう。水の思想のような。昨年末からしばらく方丈記の序文「ゆく河の流れは絶えずして、しかももとの水にあらず」が頭から離れず、年が明けてたまたま詣でたのが、水の神様を祀る貴船神社だった。そうして今日、『老子』がふら…

1月6日

寝る前に、政所の在来種の秋番茶を飲みながら、若林恵『週刊だえん問答 コロナの迷宮』の「エルダーケアの再生」の章を読みながら、付箋を貼った。 「3月の時点で、いまもっている知識と経験をもっていたならと思います。3月からの数ヶ月で、私たちはそれ…

1月5日

師匠の言葉を思い返す。これまでの習慣を変えたいと思っているのに、変えれないとき、たいてい、オルタナティブを見つけられていない。時間を作ろうとおもったとき、テレビをやめ、飲み会をやめ、会う友達を減らした。グルテンフリーを始めたとき、発酵発芽…

1月4日

京都から帰りの車で、Keep friends closeを聴いている。 大学時代にお世話になった整骨院の先生夫妻と、親友と食事。鰻、初詣(貴船神社)、和菓子(阿闍梨餅本店)、風呂(船岡温泉)、コーヒー(スタンプタウン)、定食(新風館の餃子屋)、チョコレート(…

1月3日

正月三ヶ日が終わった。毎年のように、「去年と同じことをしていないか」とわたしは「わたし」に問う。 落ちた陽を追いかける残照のなか、人気のない氏神の眠る神社で、柏手は鎮守の森を通り抜ける北風にさらわれた。「今年もよろしくお願いします」と頭を下…

11月9日

◆ドアを出て、車までの数十歩の間に、冬の訪れを感じる。日差しは温かく、風は冷たい。朝の気温は10度。もう冬はそこまで来ている。◆最近は、清水真砂子『子どもの本のもつ力』と鈴木大拙『禅』を平行して読んでいる。◆百丈涅槃が、野良にでて働いてこい、そ…