2021/04/19

昨日読んだバイヤールの『読んでいない本について堂々と語る方法』が頭にちらついている。

 

教養ある人間が知ろうとつとめるべきは、さまざまな書物のあいだの「連絡」や「接続」であって、個別の書物ではない。それはちょうど、鉄道交通の責任者が注意しなければならないのは列車間の関係、つまり諸々の列車の行き交いや連絡であって、ここの列車の中身ではないのと同じである。これを敷衍していえば、教養の領域では、さまざまな思想のあいだの関係は、個々の思想そのものよりもはるかに重要だということになる。

 

仕事から帰ってきたおかんに、生まれたときの話を聞く。ぼくは、19日23時50分ごろに隣町の病院で生まれた。桜が満開の夜で、祭りの前夜祭で病院の外は賑やかであった。今日からまた日記をはじめようと思う。