5月6日

◆経済効率、見た目重視型なイデオロギーキライ。生活にバラを。

◆師匠の師匠に学んだと言うおじいがチェンソーの音が聞こえたからと山にやって来た。タバコぷかぷかふかしながら昔話をして帰っていった。

坂口恭平『躁鬱大学』の蛍光オレンジの帯に、「自分とはなにか?」ではなく、「今なにがしたい?」と聞いてみる、とあった。大学生の頃を思い出す。就活をはじめるにあたって何をしていいかわからなかった。きっかけを忘れたのだけど、ロバート・ハリス『人生100のリスト』を手に、当時の僕がこれからやりたいことをリストアップしていった。そりゃ、日本の「ちゃんとした」企業で働かないわな。そのリストを見返すと、「仕事の昼休みに木の下で昼寝をする」とあった。まあ、そのとおりになってる。自分とはなにかではなく、自分の欲望を考える。それがよかった。

◆毎朝晩スマホに届くニュースレターの記事は、「働く」の未来図。COVID-19が世界のビジネス環境を激変させるなか、打撃を受けたもののひとつがスモールビジネスだという。確かに、街を見ていると、個人経営の店の跡地に、チェーンの薬局や居酒屋やスーパーやコンビニがどんどん入っている。なんだか寂しい。近年、資金力のある店舗ばかり並んでいてどの駅前も同じ様相だから、地方都市の駅前が全く面白くないと感じていたが、街中もそうなりつつある。都市計画を担う行政の手腕次第だな。ひとまずは、バイロンベイに1年間研修に行くか、すべてを透明化し、科学的データと民意にならって、社会システムを大きく変えてみてはどうか。

◆ゾミア的暮らしを目指すとします。