6月4日

◆雨が降っているから、田中一村展へ。京都駅にある美術館にて。受付はソバージュの女性。一村の背景は薄い黒、主題は鮮やかな奄美の動植物。植物の輪郭はぼんやり枝葉はしっかり。対象のちょっと気になる瞬間をとらえる70mm前後の画角のスナップ。部分から生…

6月3日

◆毎年梅雨の時期は停滞モードというか、自分に何も入れないサナギ・モードが発動していて、なにをするにも手に付かないってわかっているから、なにも心配していない。そんなときには、傍若無人に振る舞うのです。 ◆「そうではないとも僕は思ってます。即興的…

6月2日

◆2日放ったらかしにしていたQuartzの『だえん問答』を読む。サイコー。 ◆おっしゃる通りでして、「ちょっと気になる」というところが大事だと考えられるのは、そこに人と社会とが接触点があるからなんじゃないかと思います。「ちょっと気になる」ことという…

6月1日

◆6月に入りました。梅雨はまだ中休みで、晴れが続いている。 ◆自己投資は積極的に。なにかをつくりだす道具にはお金と機会を惜しむな。本は無限に買いなさい。

5月31日

◆サッカーなら朝早くても文句ないのに、旅なら眠気まなこでも気分上々なのに。仕事となるとどうしてだろうね月曜日。五月最終日。昨日のチル感を終日ずっと忘れられない。 ◆最近はね、言葉に敏感になっていて、チラシに「和の魅力」なんて書かれていたら、そ…

5月30日

◆BBQで肉を食らって、琵琶湖に飛び込んで少し疲れた、陽が沈み始める15時過ぎ、琵琶湖湖畔でChillout。暮れていく陽にカラッとした風が心地よい。なにも考えず湖面に揺れる波を眺めている。一日の時間でホッとリラックスできるひとときにこそ、それ以外の時…

5月29日

◆198円の鯖弁当を食べていたおじさんに、それ毒っすよと言ったら、ちゃんと味あんで、と。原価0円のものに魔法の粉まぶしてあるというと、ムスッと。おじさん世代は食費度外視か食事に無関心なご様子。 ◆昨日のサッカー日本代表のインタビューでほとんどの選…

5月29日

◆198円の鯖弁当を食べていたおじさんに、それ毒っすよと言ったら、ちゃんと味あんで、と。原価0円のものに魔法の粉まぶしてあるというと、ムスッと。おじさん世代は食費度外視か食事に無関心なご様子。 ◆昨日のサッカー日本代表のインタビューでほとんどの選…

5月28日

◆師匠が言った。「この時代、正しいのか間違いなのかを判断するのじゃなく、いつでも柔軟にしておくことが唯一の正解だ」と。

5月27日

◆朝からの大雨でゆっくりな休日。親父が、おれは、家を建てるときに地鎮祭とか大安なんてどうでもいいんやけど、業者がしてくれいうからそれに従うなんて残念な思想の世代だと思ったのだった。 ◆Podcastで『こんにちは未来』を聞きながら、ラードでご飯を炒…

5月26日

◆ワクチンが有効かどうかはわからない。接種後に人体がどうなるのかもわからない。なので、いまのところ様子見である。打たなければにっちもさっちもいかなくなるのなら考えたい。ところが、世の中はそうはさせてくれないような空気を上手に醸造する。打って…

5月25日

◆梅雨の合間の晴れ間に吹く風がなんとも心地よい。緑は太陽をありがたみ、すくすくと空へ夏へ向かっていく。夕暮れの慕情を、室内の蛍光灯で汚したくはない。限界まで電気をつけないで、風を感じる。暮色を感じる。 ◆集中力をかなり必要だが、高山宏『近代文…

5月24日

◆ワクチンが足りない事件は、足りていても打とうとしない人たちに打たすための策なのだろかどうかはわからない。 ◆老子は言った。「やめにしてやろうと思うときには、しばらく勢いづけておくにかぎる。取りあげようと思うときには、しばらく与えておくにかぎ…

5月23日

◆日曜日の朝いちの練習。ひさしぶりにシャキっと晴れた週末の車通りの多い朝の車内に、Jayda Gを響かせ(車外へももらしながら)、妙に高めのテンションでぶちあげる。 ◆最近になって、監督が意見を求めるようになったのは、見方が備わってきたこと、その見…

5月22日

◆空は曇っていても、雨上がりの朝は気持ちがいい。昼前にすこしだけ青空が見えて心が晴れたのもつかの間、すぐに雨が降りはじめた。 ◆おかんが近所の人と話していた。どうやらぼくはサッカーのインストラクターをしていると思われているらしい。なにをしてい…

5月21日

◆Youtubeを自動再生にしていたら、一人暮らしの女性の1日の食生活が流れてきた。朝から小麦、卵、牛乳、砂糖たっぷりのスコーンとジャムを食べていた。 ◆いつまで、小麦粉と牛乳と砂糖のやばい奴らに取り憑かれてるのかしらん。量的にはいいかもだけど、質的…

5月20日

◆通勤の車でユーミンの詩世界に浸りながら、雨ふる直前の雲の中を駆けていると、突然の電話。仕事の通勤は朝のドライブに変更。ユーミンの詩における、ある世界から別の世界へまたぐタイミングと、曲のテンポは協調して、スムーズな空間移動。「ラブソングを…

5月19日

◆2時間だけ仕事をして帰宅。早く帰るってきもちいい。 ◆編集的とは、とかく、対比でしか見られないような2つの事象に新たな関係線を引くことにある。まらその表現には紋切り型から離れること、とはいえ、突拍子もない言葉でなくとも既存の言葉のあり得ない…

5月18日

◆雲の覆う朝。朝食抜き。調子いい。◆武満徹、高橋竹山、重森三玲が気になる。エッセイや対談本を手に入れたい。語りの両具性に、あいまいさに、不足の事態によるアイデアに興味津々。◆若者(まあ、自分もですが)と話すと、いま自分がやっていることに対して…

5月17日

◆師匠のひとりが、みんなには粋な師匠がおらんのやろうかと、嘆いていた。パラパラ雨、モヤモヤし気候に思考も停滞気味。 ◆「洒落た師匠ってのが今いるのかね。大学にも会社にもおらず、法律遵守なんかどうでもいいと思ってて、でも人助けには余念がない気概…

5月14日

◆日中が初夏のように暑い。Taylor SwiftのFearlessを聴く。今年に入ってずっと聞いている気がする。やっぱりTaylorいいね。 ◆「それは個々の好みの問題だ」というような人は、センスがない代表的な人物です。ロジカルに物事を説明しているようで、単なる数字…

5月16日

◆近畿地方が梅雨入りしたとスマホの天気アプリから通知。まだ5月の中旬なのに。今年の夏は長くなりそうだ。 ◆旬の野菜の仕入れからの帰り道、車の窓を全開にしてDonovanのCatch the windを聴く。カントリーは大好物。ドライブの選曲に困ったら、The BandかGr…

5月15日

◆おかんが階段に置いておいたコートを勝手に洗った。それは「勝手に」だったのか。「何も言わずに」洗っておいてくれたと書いた方が正しいだろう。何も聞いていないが背景を推察する。春を終えて、もう使わないだろうと、階段に置いてあるコートの意味を拾っ…

5月13日

◆早朝の雨のため休み。昼の日差しで梅雨のようなモヤモヤした空気。 ◆いまの仕事をはじめたときのマンドセットを振り返る。お金より時間のほうが大切。時間をつくってなにかをする。働きながら別のことをする。働きながらサバイバル能力を身につける。丸7年…

5月12日

◆どんより湿っぽい朝。どうやら今年はもうすぐ梅雨入りみたい。例年より20日ほど早い。 ◆振る舞いに目がいく。自己のも他者のも。チームとして共同するためには、自己を捨て、いったんスジという型にはめ込まなくてはいけない。そのとき、「いったん」でこれ…

5月11日

◆0か100かの価値モノサシしか持ち合わせていないから、痛み分けがない。害虫は全部駆除してしまえだってさ。半分あげるから、半分もらっていくで。なんてのにはならない。0か100なのだから。そういえば、親父は、アメリカ人はみんなバーガーとポテトを食べ…

5月10日

◆家父長制に辟易している。特に不勉強で自惚れのパターナリズムに。何度同じことを注意されて、「うるさい」って言い返すようなパターナリズムに。親父よ、「うるさい」って言う前にちゃんと注意されていることに耳を傾けろ。母が泣くぞ。 ◆仕事をしながら師…

5月9日

◆朝、家の前で近所のおばさんに、「おはようございます」と挨拶すると、「がんばってきて」とエール。グッドモーニング。 ◆スクールは増えてるけど、ストリートは少なくなっている。ストリートからしか学べないことがある。ときに、そのほうが大事なことがあ…

5月8日

◆昼前に終わった仕事の帰りに寄った小さな田舎のガソリンスタンドで給油の間、おばちゃんの話に相槌を打つ。聞いていると、地上の花の話ばかりで、もっと大事な地中に隠れて見えない根は見えていないようだった。我が家も同じだ。情報を得るメディアのおもう…

5月7日

◆世の中のことを何も知らなかった。あらゆる教養がなかった。世界がわからなかった。ある一定期間の修行から帰ってきて、見た世界は、これまでのものと変わっていた。見るものは同じでも、読み取る意味が変わり、それはそのまま世界が変わったと同義のように…