4月13日

雨で休み、遅い朝食というより、ほぼ昼食。いつも使っているスプーンよりひとまわり小さいスプーンでチャーハンを食べる。いつもより少ないスプーンのひと掬いで食事体験が一変。道具のサイズを変えて生まれる些細な違和は心地よく、本当はこの小さいスプーンの一口大が好きなのではないのかと、新たなものさしを得る。いま読んでいる千葉雅也『勉強の哲学』の帯に、「勉強とは、これまでの自分を失って、変身することである。だが人はおそらく、変身を恐れるから勉強を恐れている」とある。