TOSHI KIDA
ウツロイ
色は匂へど散りぬるを


2月15日

松岡正剛『知の編集術』を読む。本のことを書くときに、本の紹介をするのはおもしろくなくて、自分の体験とその本を読んで考えたことを結びつけるほうが、間違いなくおもしろい。正剛さんの本は、あることの説明を自分お体験を通して語っているからおもしろ…

2月14日

午後2時の風がとても気持ちのよい日。夜、家の外に出て大きく息を吸い込んだらもう春だった。キセルの夜の名前を聞いていたら、くるりのハローグッバイをいつのまにか口ずさみ、それはいつのまにか、Queenのボヘミアンラプソディーに変わった。Macのキーボー…

2月13日

坂口恭平の『アポロン』を口ずさみながら、仕事をする。ぼくの行くべき方向や読むべき本、耳を傾けるべき音楽、出会うべきひとは、自ずと未来からやってくる、という感覚を今日はっきりと感じた。未来は過去に原因があると思っていたけれど、メンターに時間…

2月12日

夜に、気づいたら少し寝ていた。起きたら、窓の外で一瞬風が音を立てて吹いていた。寒いけれど、季節の変わり目のような気がする。いつのまにか朝の光は春っぽくなっている。コーヒーをきらしているから、ホットチャイを淹れて、坂口恭平『ゼロから始める都…

2月11日

朝から京都へ。京都駅で東京行きの新幹線の格安チケットを発券。その後、金閣寺近くの馴染みのラーメン屋、紫蔵へ。人気すぎて一時間待ち。味は相変わらず抜群。京都でラーメンを食べるとなれば、ひとまずここへ連れて行く。仲のいい店長と互いの健康を確認…

2月10日

石牟礼道子さんがお亡くなりになった。といいつつも、ぼくは石牟礼道子さんのことをほとんど知らない。知っているのは名前だけだった。以前、坂口恭平さんのことが気になっていたときに購入したユリイカ「坂口恭平」特集でその名前を見かけた。そのユリイカ…

2月9日

急にケルアックが頭に重い浮かんだから『路上』の付箋のあるところをちらっと読む。 「ぼくにとってかけがえのない人間とは、なによりも狂ったやつら、狂ったように生き、狂ったようにしゃべり、狂ったように救われたがっている、なんでも欲しがるやつら、あ…

2月8日

なにか考えるときには、判断材料が必要だ。判断材料を集めて、並べて、競わせて、比べていく。そのときに、何を基準にするのかは、その人しだいだし、その時代性もある。価格の安さ、質の良さ、費用対効果、材料重視、色、気持ちよさ。さて、買い物をすると…

2月7日

興味や好奇心がどう行動に移るのか。最初はないもないところからはじまる。それとも、そこら中に興味あることが漂っている。それらをひとつひとつ拾っていくと、集まりはじめて、ドーナッツみたいな形になる(このときドーナッツみたいになっていることには…

2月6日

家を出たら、朝日が目に飛び込む。いつのまにか夜が明けるのが早くなった。 瀬戸内寂聴さん、梅原猛さん、それぞれの古事記についての個人的体験記を昨日読んだ。おもしろい。簡単に言葉で言い表せない感覚が古事記には含まれている。それは日本の深層にある…

2月5日

まだまだ寒いのだけれど、朝の光はずいぶんと柔らかい。今日は思考がぐるぐる巡る。 風が吹いたら桶屋は儲かるというけれど、ぼくはそんなふうなでたらめな関係を切り捨てたくはない。拾い上げたい。必要、不必要を求めてばかりでは、息がきれる。だから、そ…

2月4日

立春です。春が立つ。春の訪れ。おとずれ。オトヅレ。音連れ。冬に蕾に力を蓄えた花は、春にいっせいに咲き乱れる。計画を立てるのも、行動を起こすのも、旅に出るのも、種を植えるのも、木を切るのも、なにごとにもタイミングがある。大事なのはそのタイミ…

2月3日

節分です。正月にする松飾りは、山から松の枝を持って帰ってきて、門口に飾ることで、山のスピリットを招く。正月は松の内とよばれ、そのスピリットを里に充電する期間のこと。山の神を招く。その期間が終わるのが節分。節分に鬼に豆をまくのは、里のシンボ…

2月2日

松岡正剛『知の編集術』を読む。以前に読んだときと違うこと。注意のカーソルの場所、正剛さんの解説の理解度。理由(推測)。以前は本を読むための本として読んでいたからどうしたらはやく本が読めるのかというポイントに注意していたこと。いまは「日本人…

2月1日

2月です。 正剛さんの本をあと一冊読んで、半年におよぶ「松岡正剛」縛りを一旦やめにしようとおもう。最後は『知の編集術』。ぼくが最初に買った正剛さんの本。10年ほど前に買った。ちょうど情熱大陸で正剛さんのことを知って、そのころたしか速読したいな…

1月31日

『われわれには「どこにいってきたの?」と聞かれて、「いや、ちょっとね」と答えられる場所が断固として必要なのです。』なんて、「ちょっと月を見に行ってくるわ」と言って、21時に家の外に出て、月が隠れるまでずっと見る。昨日、読み終わった正剛さんの…

1月30日

ヨシカワは城を訪れるとき、先発で突撃する足軽になって、どう攻略するかという目線でみるといった。見立てる。自由な見立てが大事だ。見立てを連想していく。重ねていく。連ねていく。ぼくは城を山と見立てる。 たくさん本を読んでいるのは、いい本がめちゃ…

1月29日

久しぶりにCDを買う。ぼくが注目している坂口恭平さんの『アポロン』。会ってみたいひとのひとり。熊本に行けば会えそうな気がする。夜、一息で読み切ろうと『花鳥風月の科学』のつづきから読むも、あえなく撃沈。今日も一章だけ。時の章。時間について。間…

1月28日

朝5時30分起床。昨日の猪鍋の残りで雑炊を作る。煮詰めた猪鍋は絶品。6時30分前に家を出る。気温は-6度、天気はくもり、路面は凍結。ネットラジオでIBIZA Grobal Radioを聞く。スペインは深夜。BPM高めの曲につられ、ぼくの心拍も徐々にあがる。8時に奥伊吹…

1月27日

「本に書かれていることが事実かなんてわからない」ということを、またまた言われたから、本を読むことについて考えている。 そもそも。ひとつここに勘違いがある。真実はひとつかもしれないけれど、その見方は多数あるということ。そもそも本を書くという行…

1月26日

自分で見たり食べたり出向いていないのに、行ったかのように話をよく聞く。食べたことのないラーメンを食べた人の話を頼りに語ったものは偽物。じゃあ、自分がそのラーメンを食べれないなら、だれの意見を聞くか。それはテレビを見るとき、新聞を読むとき、…

1月25日

今日も寒い。冷蔵庫の中に一日いるみたいだ。本日も『花鳥風月の科学』を読む。神の章。一日一章、ペースはゆったり、付箋は大量、途中脱線の嵐。脱線するのは集中力が続かないというより、おもしろくて集中しているから、別のいろいろなことを連想しはじめ…

1月24日

暖かい部屋から、窓の外を見るだけで、寒いとわかるのは、空気が青白く見えるからか。気のせいか。今日は本当に寒かった。帰宅時に空を見上げると日が沈んでいた。あたりはまだ薄明かりの誰そ彼、空はきれいに晴れていた。逢魔が時。北極星を見つけて、歩き…

1月23日

今日で、記録をはじめて、ちょうど一年のようです。毎日のできごとの一部をスマホにメモして、1週間のことをどばっと更新することもあったけれど、ほぼ毎日のことを書き続けられた。アウトプットに対してインプットを続けたことが、ほぼ毎日書き続けられた理…

1月22日

昼から雪が降りはじめた。仕事が終わって帰宅途中のPM6時過ぎは、もう真っ暗。昼ごはんを食べ損ねた空腹と、車のヘッドライトに照らされた雪が暗闇から向かってくる。そんな空間に一定のリズムを刻むミニマル・ミュージックが混ざり合った30分のドライブで、…

1月21日

スポーツやら将棋やら、なんでも10代の選手が活躍している。幼い頃からなにかをはじめると感覚が磨かれるのは必然だろう。それは、スポーツに限らず、語学でもなんでもそうで、感覚が鋭い頃の教育はそのひとの将来に大きく影響する。と、おもいながら、ぼく…

1月20日

全体を考えながら、細部を詰める。細部で起こった変化を、全体で網羅する。二つの相反することは対立するのではなく、うまく溶け合い、習合する。二項同体。グランドプランが大事だ。ものの見方を変える。 京都で、後輩と飯。彼とは高校入学時に出会って、い…

1月19日

今宵の月は鋭い。月は変わらない。そこにある。変わるのは、ぼくたちの見方だ。見方が変わると、同じものを見ていても、別のものに見える。満月も月、三日月も月、同じ月。出来事を見るときには、そのものだけでなく、それが起こった背景も合わせて見ていか…

1月18日

寝落ちする。ここ数日のうちに、読んでいる本をクロージングに向けて、一気に読み切ろうと思ったが、寝落ちしていた。集中しなければ読みきれない。けれど、ここ数日に、読んだことは、ぼんやりと頭の中に残っている。ある考え方は、考え出されたその分野以…

1月17日

目の前のことをやる前に、巨視的に、自分がなんでもできると思い込んで考えはじめること、その計画を綿密に立てることをしなけりゃとおもっている。アイデアを考えようとするとき、結果的に、自分ができることという括りの中で考えてしまうから、アイデアは…