TOSHI KIDA
ウツロイ
色は匂へど散りぬるを

Everyday with playlists


6月19日

梅雨が続く。サン・テグジュベリ『星の王子さま』を読む。 特別な花を一本持っていたから幸せだとおもっていた星の王子様がそうじゃないことに気づいたとき、キツネと出会う。王子様は遊ぼうと尋ねると、キツネは「懐いていないから、遊べない」と答える。王…

6月18日

朝、地震で飛び起きた。震源地は大阪北部だった。ここは震度4。数秒間揺れた。いまは、なにもなかったように、夕焼けの静かな夜である。 ヒトの力ではどうしょうもない自然のパワーを目の当たりにしたとき、体は敏感にそれを感じ、考え方に影響を及ぼす。そ…

6月17日

何かを作るのにも、それを伝えるにも、共通の大事なものがあって、それが編集だと思う。編集は学ばなくてはわからないことがおおい。作るもののコンセプトや、それを現代にあてはめること、屋号のネーミングや、ロゴの作成にも、やることなすことすべてに編…

6月16日

家康が江戸をはじめたのも、ベルリンの壁が崩壊したのも、醤油が作られたのも、ナポレオンの遠征も、神仏習合も、仏教がインドを離れ中国で花開いたのも、日本で花見が流行ったのも、紀貫之がひらがなとカタカナで土佐日記を晩年に綴ったのも、あらゆること…

6月15日

雨の一日。ずっとニールヤングのafter the goldrushを聞いている。 勝手な思いこみが楽しさを阻害していることはよくある。そういうときに、知識があるのとないのとでは大違いだ。そういうときは、生物の仕組みや文化の方法へ立ち返るのが歴史の教えだろう。…

6月14日

Harry Hosono & The World ShynessのShiawase Happyを聞く。「大切なものはなんだと 聞かれて考えた よくよく考えたけれど やっぱりこれだろう 幸せだ ハッピー やっぱりこれだろう」(作詞忌野清志郎)坂本冬美ええなあ。 現在の映像や写真の世界は、最先端…

6月13日

ここ数週間、やりたいことがないわけでも、やる気がないわけでもない。むしろ、やりたいことはあるけれど、体がなんだか動き出さない。そんなときには、むりやりなにかしようとせず、何もしない。環境を整えて、体が動き出そうとするまで、待つに徹する。こ…

6月12日

酵素玄米プロを購入。数日後に家に到着する。ほとんどの炊飯器には玄米を炊くモードがあるが、そのアルゴリズムは白米用になっている。この炊飯器は、玄米にフォーカスしている。到着が楽しみだ。 秋のような肌寒く風の強い一日。家に帰って洗濯物をたたんで…

6月11日

日本の神はまれびとだと、坂口信夫は言った。神が日本的なのではなく、神の見方にこそ日本が潜む。主題じゃなく、方法に、ぽさやらしさが現れる。風が吹く。神はそこにはいないが、そこになにかを感じる。風は見えないが、風が吹いて木の葉が揺れれば、風が…

6月10日

インターネットとグロバリゼーションによって生まれたファストファッションによって、洋服が店やタンスに溢れるようになった。洋服はかつて特別なものだった。特別なものが、当たり前のものになると、盲目になってしまう。だから、それは大切なものなのだと…

6月9日

ものの半径。ものには半径がある。それらの半径が重なったとき、溶け合い、混ざり合う。いくら行政単位で人口の管理のしやすさから地域を再編したとしても、かつては、山の尾根のあちらとこちら、川のあちらとこちらで、効率ではなく自然によって分けられて…

6月8日

「It is not easy to make these decisions. But it is possible to take control and tackle head-on any health issue. You can seek advice, learn about the options and make choices that are right for you. Knowledge is power.」 アンジョリーナ・…

6月7日

月は憑く、満月の夜にヒトは狼になり、貝は口を開く。先は咲く、好きは漉く、遊ぶは荒ぶ、森は盛る、林は生やす、春は張る、冬は殖ゆ、狩りは借りで仮だ。クシナダヒメは櫛名田とも奇稲田とも書く。クシは、櫛や珍しいというイメージを内包している。 雨上が…

6月6日

ここ関西も梅雨に入った模様。昨晩からの雨は、今日も降り続く。雨の湿度に熱帯を感じたとき、ここは大陸の東の果て、東から吹きこむ風を防風林のように受けてきた島なのだと実感する。「ヒマラヤ山地の中腹あたりから東方へ、ネパール、ブータン、アッサム…

6月5日

山水画は、遠くからみる山、麓から見る山、山の中から見る山、山の生活からみる山、と同じ山をちがう角度から描いた。それがひとびとを山へ誘い、それが名所となった。 「山水画というものは、ズバリいうならここ(here)にいながらかなた(there)の山々を…

6月4日

フリーは怖い。タダは怖い。新しく何かをはじめるときに、体験版を試すのはいい。次のステップはいいとおもったものにお金を払うこと。タダでは済まない。タダで済ましてはいけない。 昨日、ものから学ぶことを書いた。そう考えると、自分はまだまだだ。なに…

6月3日

遅めに起きて、松岡正剛『デザイン知』を少し読んで、練習へ向かう。いい天気だ。車の中で、『デザイン知』のアフォーダンスのことが頭の中に現れた。車内ではティンパンアレイの『絹の道』が流れている。 自分の頭の中のイメージからアイデアやクリエイティ…

6月2日

昨夜の練習を終え、帰宅し寝て、今朝から夕方にかけてのトレーニングを終え、帰路に立つ。疲労しているときによくアイデアが思い浮かぶ。入れ子になっている頭の引き出しに溜め込んだ言葉は、引き出しから引っ張り出すときには、引き出しに入れたときとはま…

6月1日

6月です。 軽トラで現場へ向かう道中、FMトランスミッターを持ち込んでBluetooth経由でスマホから音楽を聴く。軽トラの標準スピーカーは音が割れまくる。それが、またなんだかいい感じ。運転中に、昨日の夜に読んだ『デザイン知』のことを思い返す。テスト勉…

5月31日

夜、ずっと降りつづいた雨の止む音を聞き、窓を開けると、雨の匂いがする。この匂いがたまらなく好きだ。考え事の調子がいいときに限って手元にメモがない現象のことをなんて名付けようか。そのグッドアイデアはすぐに忘れてしまうから、いろいろなメタをつ…

5月30日

風が吹いたら桶屋は儲かる。風が吹くことと、桶屋との因果関係がいままで見えなかったのに、ここ数年で、風と桶屋との関係が見えるようになってきた。おもいもよらぬことが、原因だということは多い。 日々の高い意識の集積と継続がどこまでも遠い場所へと連…

5月29日

世界がつまらない、退屈だとおもって、同じような毎日が繰り返され、寝て起きて働いて寝てだけだと感じる問題は、自分地震にある。 クイズ番組の答えを知識とは呼ばない。知識とは世界の、ものの見方を変えるものでなければいけない。だから退屈だと思ってい…

5月28日

ものの見方が変わる、その瞬間が大好きだ。知識とはそれを知る前後で世界の見え方が変わるものなのだとおもう。過去に正しいとされていたことを根拠に、いまもただその遺産を拝むことをやめなければいけない。意気込みと、テクノロジーを武器に、表現力で勝…

5月27日

いい店が入りずらかったり、無愛想な感じがするのは、店主が客を選んでいるからなのだと思う。翻って、ぼくは入りやすいと思ってしまう店を、急に警戒してしまう。いいものを置いているのはもちろん大事だけど、客層もまた大事だと急遽必要なものを買いに行…

5月26日

どんなことであれ、準備してやってきたことを発表するときの、緊張感はいい。結果あれこれより、やることやって、ああ失敗したなや、よかったなが混ざった、祭りの後のような、匂いや音の微かにのこる面影がいい。今日の試合は負けたけれど、日常は続いてい…

5月25日

何を持って何をみるか、をまずは見つけること。それから、みること。あれこれやりたいことはあって、やりはじめるのは簡単なのだけれど(パソコンは安くなったし、LCCがあるからだいたいどこにいくのにもうまいことやれば10000円あればお釣りがくるし、ネッ…

5月24日

問題を解決しようと思ったとき、または、何かを大きく変えようと思ったとき、どうするか。 テレビや冷蔵庫など、ものを買うことで簡単に解決できる問題はけっこうある。けれど、ぼくが好きなのは、いままでの考え方を大きく変えることで、問題を解決すること…

5月23日

昼すぎに、Bob DylanのRolling Thunder Reviewを聴きながら、雨の中、おいしい舞茸を買いに出かける。舞茸を買いに行ったと同時に、往復1時間の車内は、僕にとってアイデアの創発や思考を巡らす、とても大切な時間だ。 今日はまばら読書の日。スーザン・ソ…

5月22日

「なんでこんなことせなあかんねん」という話をよく聞く。日常の挨拶、神社のこと、近所づきあい、集合や待ち合わせ、日本の風習や歴史、ルールでなく礼節。ぼくの親世代(60歳前後)は戦争を直接経験していないが、その親世代(80歳後半)は戦争を経験…

5月21日

仕事から帰って、風呂に浸かって甦り、ゆっくり30分ストレッチをして、夕暮れの薄明かりで瞑想し、洗濯物をたたみ、夕食を食べ、明日の支度を済ませ、コーヒーを淹れ、ソファに座って、プレイリスト「In the night」を聴きながら、本を読む。