TOSHI KIDA
ウツロイ
色は匂へど散りぬるを

Everyday with playlists


10月1日

10月です。台風がすぎて、グッドウェザー。山の頂上付近で大きく息を吸い込んだら、空気がとてもおいしいと思った。ふと空気がおいしいってなんやねんやろとおもったが、そうとしか言い得ないので、そうだと思っておく。 今月末から学校に通う。人生で初めて…

9月30日

9月も今日で終わり、台風が来る。 昼過ぎに、会社近くの寺で、台風の通り過ぎるのを焼酎を飲んで過ごそうとお呼ばれした。名目はそうなのだが、お酒を飲みながら、いろいろ話す。学校をさぼるような奴らばかりが集まって。いろいろ話す。あんまりこういう話…

9月29日

雑感。 以前までいいものを作ってさえいればいいと思っていたけど、いいものを作るのと同じくらい、そのよさを伝えること、未来を考えることが大事だとおもっている。伝えることはやろうと思えば、自分でできるが、作るのにも必要なように、伝えるのにも技術…

9月28日

ケータイが故障たから買い換えた。以前の携帯の現行版でSIMフリー、デュアルSIM。新しいiPhoneが発売されてしばらくたつが、別段ほしいとおもわない。スマホの進化は、ディスプレイの画素数やサイズ感、プロセッサの処理速度などにとどまるのだろう。スマホ…

9月27日

帰宅途中の東の空にオリオン座が横たわっている。オリオン座を見ると、石川直樹『すべての装備を知恵に置き換えること』を思い出す。ものをひとつ増やすより、ものをひとつ減らして知恵をひとつ増やすような姿勢を常に保ちたいと思っている。 夜、坂口恭平『…

9月26日

息を吸うごとに、キンモクセイ。空気は明らかに秋になり、ところどころの隙間に冬の気配を感じる。午後から静かな雨が降る。食欲が増えた。夕食には、米一合をぺろりと食べる。おもうに、今年の冬は寒いのだろう。

9月25日

細野晴臣さんと中沢新一さんの対談動画を見た。そこで細野さんが、はっぴいえんどを始めるときのことを語っていた。ざっと書き出す。 「当時のバンドはほとんどがアメリカのバンドのコピーで、いかにうまくやるかだけだった。そういうのはエイプリルフールで…

9月24日

秋分の日。朝からいい天気。真東から太陽が昇り、真西へと落ちる。 ときに、会ったことのないひとの文章を読んだとき、ふいにその情景が目に映ることがある。思い出が現れることがある。こうして文章を書くという行為は、見たこと、聞いたこと、感じたことを…

9月23日

とてもいい天気。今日の空は高い。 フットサルの練習。今日はビデオミーティング。先日の試合のビデオを使って、振り返り検証し現状の把握と次への糧とする。ご存じ、試合中は体育館の床の上でプレーするため試合を見る目は2次元だ。その試合を体育館2階の…

9月22日

朝からの雨は昼前にはやみ、昼過ぎには晴れて、秋分近い夕暮れはほぼ西へと沈む。仕事を終えて、伊賀上野城へと向かう。今日は薪能へ。ここ伊賀は世阿弥観阿弥の出身地なのだ。 揚げ幕をくぐって、役者がぞろぞろ現れ、橋を渡ってそれぞれの定位置へ向かい静…

9月21日

今日も雨が降り続く。午前中、おつかいで、たねやのラコリーナに行く。久しぶりに訪れると何かが変わっている。木が成長していたのだ。トイレの雨風の当たる部分には焼杉を使っているし、いちいち細部がすばらしい。さすが藤森さん。店内でラコリーナという…

9月20日

雨が降る。雨の日はカレーが多い。今日はなすと挽き肉のブラックカレー。 野菜を切る。玉ねぎ中1個を薄切りにし、にんにく1片と生姜適量はすりおろす。ナス1本は2cm、細ネギ適量は1cmの輪切り。フライパンに油を多めに入れ、玉ねぎを炒める。玉ねぎが飴色に…

9月19日

日本人がこの季節を秋と名付ける前から秋は秋だった。古人が秋と名付けたのは、寒さの増す冬に備えて食欲の増える腹が空くことからか、山が明るくなるからなのか、空がぽっかりあくからなのかと想像する。こうして、秋に言葉のイメージが襲いかかる。これら…

9月18日

いつの間にか、田植えを終えた畦には、彼岸花が咲き乱れている。 夜、沢史生『鬼の日本史』を読む。今日では米といえば白米のことをさす。玄米とは精米するまえの胚芽と糠層がある米で、玄米を精米(胚芽と糠層を取り除いたものが)したものが白米だ。かつて…

9月17日

三木成夫『胎児の世界』を読む。 まえがきに「記憶とは、本来、回想とは無縁の場でおこなわれるもののようだ。いいかえれば、人間の意識とは別次元を異にした、それは生命の深層の出来事なのである。アメーバの裾野にまでひろがる生物の山なみを舞台に、悠久…

9月16日

蒸し暑い一日。 最近の本についてのメモ。買った本の種類、ハードカバー7:文庫2:キンドル1購入方法、ネット9:実店舗:1数年前、本の値段を見て、1000円なら即決、それ以上なら悩む。最近、5,000円以上保留、それ以外はだいたい即決。 というのも、定…

9月15日

大阪で試合のため、久しぶりに電車に乗る。出入り口付近の壁にもたれながら、車両を見渡すと、座席は埋まり、ちらほら乗客が立っている。中刷り広告には空きがある。乗客の手にはスマホが目立つ。前の座席に座っているおじさんのスマホの画面を覗くと、パズ…

9月14日

少し秋めく。朝晩は冷え、紅葉は色づきはじめ、ぼくは芋栗南瓜を欲す。 本日の晩飯は、野菜出汁のみそ汁。0)まず、野菜を切る。今日は、しめじ、玉ねぎ、ゴボウ、ジャガイモ、人参。1)しめじの水分が出てきて、匂いが立つまで空炒めする。2)油を入れ、…

9月13日

知っているものしか見えないし、ほしいものを知っていなくてはほしいものを手に入れられない。なにを持って、なにを見るかがぼくのキーワードなんだけど、ただ見るだけじゃなく、なにを持って見るかが大事で、なにかを見る前には、「なにを持って」を手に入…

9月12日

朝から雨。ひと雨ごとに秋へ移ろう。Bob DylanのBlond on Blondを聴く。 ムナーリの『デザインとディジタル・コミュニケーション』を読む。この本めちゃめちゃおもしろい。おもしろい本に出会ったら、だいたい寝ることそっちのけで読むのだけど、この本、数…

9月11日

朝、山へ向かう道中、窓を開けて軽トラを走らせていると秋を感じた。こんなときにはNorah JonesやAdeleやMassive Attackのteardropがいい。 今月はムナーリを読む。というわけで、『デザインとディジタル・コミュニケーション』から読みはじめる。すべてはな…

9月10日

気づいたら日付が変わった午前2時。自宅のベッドで寝たのが4時。6時30分に起きて仕事へ向かう。大雨のため、10時ごろに仕事を取りやめ、帰宅して、昼食にカレーを食べ、昼寝。起きたら、16時で、外に出ると雨が止んでいて、空気がひんやりしていた。昨夜の余…

9月9日

ひとつのバイブスが場の空気を振るわせる瞬間を目撃する。京都大学の吉田寮で行われた村おこしという祭りに参加。会場はまさにカオスであり、それがひとつの方向に収束した場でもあった。混沌とした世界に、強い意志を放り込めば、そこに向かって「こと」が…

9月8日

寺尾紗穂『愛し、日々』を読む。 僕が日記を好きなのは、過度に編集されていないこと、あくまで個人的なできごとの描写なのにその方が他者に影響を与えること(リアルだからなのだろう)(個人の感情は他人のものとは違うはずなのに、その感情を表現すること…

9月7日

型が悪い訳ではない。型の先に、型を破って離れる手順が実装されていないのがよくない。小学生の頃に、必死になって漢字を覚え、ひたすら九九をし、英単語を覚えたから、日常で問題なく、本が読め、メールでやりとりができ、人の話を聞くことができる。考え…

9月6日

・サナギは見えないモノを感じる道具であり、ボイドの状態、中は空っぽだけど、その空っぽから何かが生まれる。 ・ムナーリのファンタジアについて考える。風と名付けられたものは目には見えない。木が揺れている。家の戸の隙間からなにかが音を立てている。…

9月5日

台風の被害を確認しながら出勤する。今日の仕事は、会社のある地域の神社の片付け、帰宅後には地元の神社を片付ける。自然に対しては、心づもりをしておかないと、人の心のほうが先に折れる。台風や地震が頻繁に起こり、夏は高温多湿で40度を超え、冬は大雪…

9月4日

台風の過ぎた夕方は静かであった。夕日はあたりのものを黄く染め、風は雨をどこかへ連れ去った。風の通ったあとには木が倒れ枝が散らかっていた。吹き荒ぶ南風にゆれる世界。平穏無事である。

9月3日

いま聴いている音楽。bonobo『Last night tales』 Miles Davis『In a silent way』、Nina Simone 『I think it's going to rain today』 いま読んでいる本。ブルーノ・ムナーリ『ファンタジア』『モノからモノが生まれる』『デザインとヴィジュアル・コミュ…

9月2日

終日ゆっくり過ごす。ここ数ヶ月、おやつは芋けんぴばかり。細めが好み。夜、昨日買った文芸誌『アルテリ』を読む。アルテリとは、職人の自主的な共同組織を意味する言葉。熊本の橙書店が発行している。今号は石牟礼道子追悼号。執筆者と石牟礼道子さんとの…