2018-01-01から1年間の記事一覧

12月1日

師走です。時間が加速している。 高田漣を聞きながら、現場へ向かう。親父である高田渡のカバーを聞きながら、ああ京都へ行きたいなとおもったのは、高田渡が作った歌が京都で作られ、京都を歌っているからなのだろう。ボブ・ディランは、歌い手は郵便配達員…

11月30日

11月も今日で終わり。なのに、こんなに暖かくていいのだろうか。地球温暖化だからこんなもんだとおもわないのは、数ヶ月後には反動でもっと寒くなっているのではないかとおもっていること、実は地球温暖化というより寒冷地化していると見た方が正しいという…

11月29日

朝、山では風がびゅうびゅう舞う。ひとのことをとやかくいうひとのことを、気にしなくたっていい。ほとんどのひとは火星人かエイリアンなのだから。やさしさや礼節さえきっちり守れれば。

11月28日

朝7時前に家を出る。空が明るくなりはじめたものの、鈴鹿の山にまだ太陽が隠れている。数日前は顔に光を浴びていたのに。日の出の時間を山ではかる身体感覚は間違いなく、生活や考え方を形作っている。そういうことを、とても大切にしたい。山が単独峰か、山…

11月27日

暖かくとても気持ちのいい天気だが、もう12月はそこまできている。最近は稽古の連打。忙しいというより楽しい。楽しいから時間が進むのが早い、学校へ入学してから1ヶ月と1週間。生徒がすごい、師範代がすごい、その師範もすごい。それになんていったって…

11月26日

「魅力を最大に引き出すには、一定のプレッシャーは必要なんだと思う」と、師範代からコメント。 仕事では、師匠と組む。無言でどんどん仕事を進めていく。はなされないように、食らいついていく。少しでもぼけーっとしていたり、次のことを考えていない仕事…

11月25日

朝起きてボブ・ディランを聴きながら、秋の日差しを駆け抜けて、食材を仕入れに行く。朝採れ野菜には、葉物や根菜が多く見られるようになった。直売所の棚は秋冬シーズンへ完全に移行した。 はやく帰りたいなら国道307号線を直線的に帰るのがいいのだろう…

11月24日

昼から試合があり、地方大会の決勝戦で、なんとか、いや当然、勝った。 フットサルは5人対5人が40m×20mのピッチでプレーする。ピッチ上ではカオスが渦巻き混沌としている。試合の流れは、ちょっとしたミスやシュートでころころ入れ替わり立ち替わる。 そんな…

11月23日

ここのところ調子のヨシアシが激しく入れ替わる。いまは上がり調子。 その調子次第で、時間の質が大きく急激に変わるのだから、これはもう健康問題こそがすべてだと言い切ってしまえそうだ。健康問題って結局のところなにを食べるのかで、言い換えると、何を…

11月22日

雨降る寒い朝は、冷たい空気に吸い込まれそうになる。 The MG'sを聴きながら、倉庫でひとりワイヤーを編んでいると、数年前に山仕事をはじめた僕に師匠が言ったことを思い出す。山でワイヤーが切れて、でもどうしてもワイヤーが必要なとき、ワイヤーを自分の…

11月21日

うまくいってもほめてもらおうとおもわない。だめなときは罵倒される。間違った方向に向かえば修正される。そんな湯加減がいい。 僕がラッキーだと思うのは、思ったことをはっきりと言われることだとおもう。あとはそれを受けてじぶんがどう調理するかだけだ…

11月20日

世の中の出来事や日常の誰かの発言は、目に見えやすい意図的にわかりやすくあらわれる図であって、その図は地によって変わる。誰が言うかによって、誰がいつ何を言うかによって、意味がころころと変わる。そんなことを、見知らぬ人の聞こえてくる声におもう…

11月19日

早朝に降った雨はどうやら寒さを引っ張り出してきたようで、少し肌寒い一日だった。そんな日は、エルビスが格別にいい。格段にいい。夕方は夕方で、気づいたころには薄暗くなり、時計を見れば16時過ぎごろ。ああ冬はそこまできているな。 風呂上がりに、家の…

11月18日

早朝、試合のため、近江湖西の道を車でゆく。京と近江を分けるように南北に横たわる比良山脈の麓の少し高いところを走るのが湖西道。 さっと、司馬遼太郎『湖西の道』を読む。「さらに北へ駆ると左手ににわかに比良山系が押しかぶさってきて、車が湖に押しや…

11月17日

学校に通い始めて3週間、もう本当に楽しくて、他のことをやる時間がない。大好きな本を読む時間さえ、少ない。何かを新しくはじめるなら、何かをやめなければいけない。なぜならわれわれはみな24時間しかもっていないから。 僕の師範代が、師匠が、そうであ…

11月16日

朝の身の引き締まる寒さと、真昼の暖かさによる、緩急のワンツーパンチ。15時過ぎの急な冷えがクライマックス。 夕方、元ちとせの新アルバムに、いま注目している民謡クルセイダーズが参加していることを知り、聞く。いい。 夜、先日作ったひよこ豆のカレー…

11月15日

昼休みに、千夜千冊『アブダクション』を読んで確信した。これだ。確信したら眠気が襲ってきて、昼寝する。13時に目が覚めてもまだそう思っていたので、夢じゃない。 あらゆる衰退するものや消えていくものがやっていることはいままでといっしょのことなので…

11月14日

仕事中に、石川直樹の機械信用できない話がおもい浮かぶ。今年の1月に安曇野の田淵行男記念館に行った時のことだった。振り返る。 そうそう、石川さんの展示で、グリーンランドの犬ぞりの話が添えられていた。グリーンランドではその写真を撮った当時、いま…

11月13日

朝、炊飯器をあけると、ただの発芽玄米だった。小豆と塩を入れるのを忘れていた。それはそれで、発芽させた玄米を圧力で炊いただけでも、あまくてとてもおいしかった。 学校が充実していると、日々もまた充実するのかも。SNSではここまでの議論もできないし…

11月12日

ルー・リードのWalk on the wild sideは、秋の朝にぴったりだ。「秋」や「朝」や「霧」や「ひんやり」や「薄暗さ」や「天鵞絨」や「寂しさ」や「落ち葉」のイメージとWalk on the wild sideが繋がっているから、今日の朝はルー・リードの声に痺れたんだろう…

11月11日

朝6時前起床。まだあたりは暗い。解凍したバスマティライスとニラとキャベツのチャーハン、昨日の残りの野菜だしのみそ汁、ザワークラウトで朝をばっちり決める。昼は干しいも。夜はすき焼き。 ここのところ、概ね人体実験結果が出揃ってきた。今年の4月に、…

11月10日

雨が上がりの朝の山で、木々の枝の先には露、風吹けば橙の葉散って、秋。 仕事でも、学校でも、先達の指南が待っている。ひとつ、準備が大事だ。やる、前にどれだけやるを想定できるか。ひとつ、細かいところに目を向ける。ひとつ、語彙やメッセージに込めら…

11月9日

朝から雨がしとしと降り続く。まだ暖かい雨で冬はやってきていない。しばらく秋を楽しむ。 千夜千冊『ネットバカ』を読む。これは読まねばだめですよ!少し長いけどの本を読む、とはどういうことか。 https://1000ya.isis.ne.jp/1586.html 「マーク・ザッカ…

11月8日

ここのところ毎朝霧がたっている。霧の中、キース・ジャレットを聞きながら、出勤する。日差しは春のようだから、桜も勘違いして咲くわけだ。 いま通っている学校は、結構変な人たちの集まりのようだ。ある目的のもとにここにたどり着いたひとたち、年齢性別…

11月7日

冬至だというのに暖かな陽気の一日。17時30分には、もうあたりは真っ暗で、東の空にはオリオンが立ち上ってきた。エラ・フィッツジェラルドを聴きながら山を下り、事務所に帰ってくると、社長が猪を捌いていた。試しに食うかと、今シーズン初もののイノシシ…

11月6日

「脳はあらゆる情報を自分が意識しないまま編集している」 ここ数週間続く不調が回復傾向にある。肌の調子(女子か!)、便のフィギュア(オブラートに)、時間的余裕(これがとくに。昨日と今日では時間の進む早さは同じなのに、時間の質が違って感じる)に…

11月5日

世界はひとつだが、その見方はいくつもある。わたしはたくさんのわたしでできている。 https://1000ya.isis.ne.jp/1586.html 仕事を初めて、最初の3年は上司に付きっきりで、この時代にはめずらしい丁稚奉公のようなもの。ぼくはマンツーマンが最高の教育だ…

11月4日

雨降り日曜日。朝から晩飯のことを考えながら、鈴鹿山脈をぐるり一周する。 久しぶりのドライブルートを走りながら、ドライブ瞑想。雨だから坂本冬美から聴きはじめ、つぎにHISがながれ、細野晴臣から、マック・デマルコのHoney moonとつづく。たまにこうや…

11月3日

仕事を終えて練習へ。今日はビデオミーティング。前の試合のビデオを停止、再生、巻き戻しを切り返しながら、試合中には見えていなかった現象を、プレーの評価と改善点を把握する。自分のプレーを見るのは、自分の声を聞くのと同じで、少し恥ずかしいが、別…

11月2日

最近の雑感 ・足して解決するのではなく、減らすことによって解決する方を選ぶ ・多数決によって選ばれたことが、正しいというのは、多数決を行うヒトたち皆がそえぞれの考えを持っているという条件の下に成り立つ。そうでない場合は使うことを止した方がい…