2018-09-01から1ヶ月間の記事一覧

8月12日

フットサルの試合が急遽キャンセルになった。2時30分に起きて、30分で用意し、3時に家を発つ。国家の制度にあわせて、極力出費を減らすように、午前4時まで行けるところまで下道を走り、3時58分に高速道路に乗り込む。途中睡眠を交えながら、恵那で高速を降…

8月11日

風について考えている。もののけ姫ではアシタカの髪がなびく、風が吹くことを知らせる舌のない鈴のサナギ、無数にある風、雅楽は風の音をあらわし、吹き荒ぶのは南風、比良から吹き下すのは比良おろし。風は目には見えない。見えないから、それがわかるよう…

8月10日

お盆休みの前日は、みんなハキハキ仕事をしている気がする。そんなぼくも、旅行の計画をどないしようか考え、わくわくしながら仕事をしている。いつ出発するのか、どこに泊まるのか、どこへ向かうのか、どう行くのか、まだ何も決めていない。心も体も軽く、3…

8月9日

大きいモノを持っていなくてはできなかったことが、小さなモノを持っているだけで、あるいは、なにも持たずして、できるようになった。というより、なくてもあるものでどうにかしていた時代(ブリコラージュ)から、ものがなくてはなにもできない時代へ移行…

8月8日

毎年8月は意識的に日本についての本を読むようにしている。戦後70年以上が経過し、直接戦争を経験した訳ではないものの、戦後は、ぼくたちの生活に間違いなく影響している。この事実を風化してはいけないが、インスタントでプレーンな言論に付き合っていても…

8月7日

目覚めのいい朝。今日は立秋。ここのところに比べると、過ごしやすい。通勤中に、また白洲正子が去来する。「信仰の形というものは、その内容を失って、形骸と化した後も生きつづける。そして、復活する日が来るのを息をひそめて待つ。ということは、形がす…

8月6日

ぶらっと短い時間でもすこし遠くに出かけた翌日は、疲れは残っているものの、心は整っている。白洲正子『近江山河抄』の「自然を活かしているのは言葉なのだ。或いは歴史といってもいい。(中略)自然は、ー少なくとも日本の自然は、私たちが考えている以上…

8月5日

浜名湖にいます。昔の滋賀は近江と呼ばれ、当時の都である京都に近い淡海は、近つ淡海から近江と呼ばれ、遠つ淡海は、浜名湖のことだった。 5時30分に起きて、30分で支度を済ませ、6時に家を出て、8時30分に浜松の三ケ日にある鰻屋、加茂に着いた。10名ほど…

8月4日

夜、白洲正子『近江山河抄』を読み直す。数日前に読み終えたときの面影がまだ残っている。 「自然を活かしているのは言葉なのだ。或いは歴史といってもいい。(中略)自然は、−少なくとも日本の自然は、私たちが考えている以上に人工的なものなのだ。」 「木…

8月3日

22時過ぎ、欠けた月がちょうど地平線からあがってきた。夏の月は大きい。練習中にもかかわらずしばらく月を眺める。夏の月は大きいと、大学を卒業したてのチームメイトに言ったら、そんなん教えられていないという。現代では、自然と生活が切り離されている…

8月2日

「かつての道徳は正しいとは限らない。それほど美しいテクノロジーによって、社会は大きく変わったからだ。そして、気候変動によっても。」師匠より 最近はめちゃめちゃ暑いけれど、実は、地球全体としては、温暖化というより、寒冷化しているようだ。これだ…