8月3日

22時過ぎ、欠けた月がちょうど地平線からあがってきた。夏の月は大きい。練習中にもかかわらずしばらく月を眺める。夏の月は大きいと、大学を卒業したてのチームメイトに言ったら、そんなん教えられていないという。現代では、自然と生活が切り離されていることを感じた。そりゃ明治このかたカレンダーが新暦と旧暦に分けられてるもんな。(旧暦と呼ぶのはどうかとおもう。古いもの=悪いもの、なわけないのに)彼はそんなん知ってどうなるんという。そういうひとをよく見かける。自然と経済は一緒なのに。景気とは景色のいい場所のことなのに。まあいいか、今宵の月はたいそう綺麗だ。