5月16日

長袖を着て、折坂悠太を聞きながら、タンブラーに入れた熱く濃いコーヒーを飲み、窓に手を乗せて、全開の窓の風を受け、夕日の沈むのを見ながら、体のケアへと向かう。身体を指圧で押されて、血行や気の流れがよくなるのにつられて、頭を巡る思考の流れもずいぶんといい。

 

なぜ本を読むの?

楽しいから。

 

なぜ食事に気を使い、体のケアをするの?

ケガや病気だと楽しくないから。

 

いまなにを考えているの?

意識のコントロールと実用的な知恵や知識の習得。

 

意識のコントロールって?

楽しく生きる術。楽観的なオプティシズムではなく、その逆で、一切皆苦の仏教的な方法に近い。ものの見方は多面的であることを前提に考える。

 

その方法ってたとえば?

たとえば、新しいことを始めるときの心構えは、失敗したらあかんとおもうのではなく、初めてやるのだから失敗して当たり前だと思ってやる(もちろん成功するつもりでやりながら)。失敗しながら学んでいく決意。

 

たとえば、新しいことを始めるときの心構えは、自分は空のコップだとイメージする。満杯のコップはこれ以上入れたらあふれてこぼれてしまうから、まず最初に、自分の中を空にする。

 

それはなぜか?

楽しく生きたいから。

 

なぜ呼吸を意識し、瞑想するの?

一日24時間のうちの瞑想する(あるいは、空を眺める)5分の余白が、残りの23時間55分を充実させるから。

 

なにはともあれ、自分が楽しいと思えるようなことに時間を使えているうちは、なにをやっても最高だな。