5月17日

仕事へ向かう道中に、24時間営業の格安スーパーがオープンしていた。駐車場は車でいっぱいだった。ものの価値を安くていいものだけで判断したくない。そのモノサシを持ちつつ、やっぱり、いいものには高いからとスルーするでなく価値を認めたいと、素通りしながら考える。

 

三日続けて、キャベツとニラの野菜炒めにしたのは、なかなかおいしくできたから。たかが野菜炒めとおもうなかれ。下ごしらえに、野菜にしっかり水を含ませ、フライパンを熱してごま油を注ぎ、強火でさっと炒め、最後に、塩胡椒で味つけする。

 

それもこれも、ぼくと相性のいい料理本を見つけたから。写真付きの親切丁寧というよりお節介すぎる料理本がたくさんあるなかで、こうしてこうしたほうがいいと、理屈っぽく語ってくれる方がいい。理屈というより秘訣かな。5分炒めると言われるより、塩小さじ1杯と言われるより、キャベツをよく見て炒めてそろそろかなとおもったら火を止める、といわれるほうがいい。お気に入りは、有元葉子さんと辰巳浜子さん。

 

疲れがたまっているから、1時間かけてストレッチと1分間のスクワットをしながら、師匠の言葉に耳を傾ける。

 

「もし今後、国民医療費が半分になったら、平均寿命は著しく短くなるのでしょうけど。それは、大国だったソ連の崩壊時を見ても、明らかです。早めに、各人医療知識を貯めておきましょう。」

 

「社会や環境がドラスティックに変化し、誰もが「生き方・考え方」を抜本的に見直さなければならなくなってしまう可能性が、年々高まっています。 ぜひ、もっと実用的な知恵と知識を、いまのうちに!」

 

この時期の夜が最高にいい。窓から入ってくる夜風、冬布団に、半袖短パン、季節がぐちゃぐちゃのなんという気持ちのいいことよ。