4月25日

洗濯物の柔軟剤の匂いから、フィリピンでの生活を思い出した。薄暗い雑木の小道、うっそうとした森、濡れた小道の緑の匂い、足元のドクダミのにおい、から子供の頃の梅雨時を思い出した。

 

日常で感じたことを要素に切り分けて、「らしさ」を言語化していくと、そこから季節やわたしが現れてくる。言葉に突っ込もうとおもって1年もうすぐ2年目となる。いくつかある7年計画のうちのひとつ。年々過剰になっている多読は4年目になる。方法を言語化することに思考がすこしずつ追いついてきた。やはりこの秋は「突破」に挑もうと思う。

 

少し前に、「あれやったんだから、あれやってくれ」みたいな姿勢って、しんどいよなあ、息苦しいよなあ、そういうのを見るのも嫌だし、自分がやるのみ嫌だよなと思って、まったくやらないか、やり尽くすかにしようと思った。

 

昨日届いた坂口恭平『モバイルハウス 三万円で家をつくる』にこうあった。「まずは直感に従う。次に歴史を調べる。」坂口恭平さんやっぱり好きだな。これもモノを見るときの方法。略図的原型のアーキタイプ。