2018-04-30から1日間の記事一覧
『インタースコア』を読み終え、門を叩こうと決意する。 さて、毎月はじめのたのしみといえば、本を買うことです。自分に足りてないのは、多読だとおもってから、毎月5000円分の本を購入すると決めて、数ヶ月経ちました。本を読めば読むほど、読んだ本の根に…
6時に起きて、神社で火を焚く。煙が立ち上がり風が吹きはじめる。観客のないなか鎮守の森で静かに祭りがはじまる。 「祭りは、体を清める禊、神迎え、神輿を担ぐ魂振り、行道、神殿での魂鎮め、神送りのあと、一同で共食する直会となる。繰り返し続けていく…
才能を英語の訳で理解しないのが、最近の僕のお気に入り。才能をtalentと置き換えない。 日本では才能というものは「才」と「能」との二つが共に合わさらないとだめだとされていた。「才」は「ざえ」と呼んで、これは人間ではなく、もの(素材)のほうに備わ…
歴史的な一日。朝鮮がもとのひとつにもどった、1910年ぶりに。国際情勢も、日々の食事も同じで、あれがこうやああやと他人が喋っているのをただ聞いているだけではうごかない。結局の所、ひとりひとりが、それに対してどういう意識を持って見るかによるとこ…
朝は少し肌寒く、秋のようだった。ボブ・ディランのWhen I paint my masterpieceを聞く。仕事帰りに、先週汲んできた湧き水のお裾分けに、友人の家へ寄る。晩飯も食べていきなよっとお言葉に甘え、スパゲッティをよばれる。食後にコーヒーを飲み、ピスタチオ…
なにかを手に入れたあとのことも、もっと考えるべきだ。たとえば、情報。インターネットでも、読書でも、人と会っても、どこかへ行っても、手にはいるその情報をどうするか。どう手に入れるかも大事だけどそれだけじゃなく、それをどうするのかをもっと考え…
松岡正剛『インタースコア』の「ちなみに言っておくが、ぼくは不特定多数にまったく関心がない。ぼくが贔屓にするのは、いつだって特定少数なのである。念のために」がずっと頭に残る。 「諸君、諸君が属するコミュニティをもっと痛快にしていきなさい。タン…
よその畑で、仕事をする。話すこと、やること、考えること、全く違う世界に生きている感覚を味わう。よくよく考えなくても分かるのだけど、ぼくたちは当初、全くの他人だ。それがなにを持って、近づき、なにをもって離れ、なにをもって平行線を保つのか。世…
言葉が大事だ。何かをひとに伝えたいとき、言葉の持つ意味が大事だ。言葉の持つ意味は、民族や国によって違う。その民族や国の自然との関わり方によって、言葉は細かかったり、おおざっぱだったりする。伝えたいものがあって、伝えたい表現がないとき、じふ…
ほとんどのひとは、体の調子が悪いときに病院(クリニック)に行く。ということは体に問題が起こってはじめて病院(クリニック)に行くということだ。が、今日ぼくは超健康なのにクリニックに行った。そしてそれが正しいとさえおもった。 体の調子が悪いとき…
まあいろいろある。googleからメールがいっぱいくるとおもいきや、内容を読めば、そういえばヨーロッパ(ドイツのメルケル)はインターネットに壁を作るって言って5月25日からGDPRを施行するし、WHOのアナウンスでもうすぐ世界がガラッと変わりそうな案件が…
30歳になりました。世は歳をとることを嘆き憂いているようにおもう。ことぼくに関しては、歳をとれば取るほど、好きなことがはっきりとしてきて、楽しみなことが増えています。歳をとるのは素晴らしい。 さて、ちょっとこれからのことについて考えようと思う…
松岡正剛『インタースコア』を読む。「知っている」と「知らない」のアイダには、なにがあるのだろうか。「知っているつもり」や「知らないと思い込んでいるだけでほとんどのことを知っている」なんてのは、そのアイダにある。そのアイダに名前をつける。ア…
松岡正剛『インタースコア』を読む。やっと意味を捉えることができたことがある。正剛さんは別の著書で、いい著者は、たとえば井上ひさしとかは、「 Qを想定する」といっていた。いきなりAがあるのではなく、QがあるからAがあらわれる。とすると、いいQさえ…
松岡正剛『インタースコア』を読む。先日まで読んでいたアリスの感覚が、痛いほど分かる。言葉の曖昧さや、言葉の半径が。 ミレニアル世代という言葉がある。「米国で、2000年代に成人あるいは社会人になる世代。1980年代から2000年代初頭までに生まれた人を…