5月12日

◆どんより湿っぽい朝。どうやら今年はもうすぐ梅雨入りみたい。例年より20日ほど早い。

◆振る舞いに目がいく。自己のも他者のも。チームとして共同するためには、自己を捨て、いったんスジという型にはめ込まなくてはいけない。そのとき、「いったん」でこれまでを捨てられるかが、うまくいくための分水嶺であり必須条件。年を重ねて経験のあるプレーヤーが頭でわかっていても体現できていない。そのときの発言は、他者への要求が多く、自分は悪くないと自己弁護しがち。迷子である。

◆↑ピッチ外ではいい奴だが、ルールの決められたゲームにおいては、この振る舞いは難しい。いくら上手だとしても。チームワークは個を上回る。戦術は個を凌駕する。師匠のことばをおもいだす。日本人は自由の意味を誤解している。

近年、あらゆるデータから浮かび上がる日本人の真実は、「長いものには巻かれ、短いものを切り捨てる」、いわば上司には忖度しますが、困っている人を放置する民族であることがわかっています。「個人主義(individualism)」の意味とは、本来は集団に所属する一員としての役割や権利を相互に尊重しあう立場のことですが、日本は「selfish(利己的)」な意味合いを自由と履き違えていると判明しています。

◆仕事をしながらうまくいったなとおもったときに師匠から別視点の寸言。ははあ、参りました。たまに苦虫を味わうが、どんなことでも言われ易い性質はありがたい。褒めなくてもいいと思われているのもありがたい。胡座をかかせてくれないからありがたい。

◆雨のため昼で仕事を切り上げ帰宅。疲れのせいで夜まで睡眠。

ソフトバンクの経常利益が過去最高とのこと。ニュースでは、アップルに次ぐや、中国の企業より上だとか。コロナ禍の株式を買い支えているニッポンセイフの偽装好景気戦法か。

◆夕食後、各自の洗い物は各自で洗う習慣の我が家。母は自分以外のものも洗う。父は自分のものしか洗わない。たしか京都精華大学の学長のウスビ・サコさんの京都の打ち水の研究では、家の周り以上の範囲に打ち水している近所関係は良好だと言う。

◆まずは自分のことを自分でできるように努力する。ついで、できないときには吐露し助けを求める。そして、余力があれば他者を手伝いたい。

◆22時過ぎに、湯の山の24時まで営業の源泉掛け流し温泉へ。はああ、生き返るわ。って、これまで死んでいたのかい。