3月14日

まだまだ学校の余韻に浸っている。しばらくは抜けそうにない。

 

このひとだっと決めた師匠が本をメチャクチャ読んでいたこと、いましか読む時間がないと悟ったこと(あるいは、いま読んでおくと後に複利のように効能がでるのではないかとか直感したこと)、などなどから、本を読み始めて数年がたつ。数年前まで本なんか全く読まなかったのに、本が、特に多読が大事だと友人に言うまでになったのだから世の中わからない。

 

本を読み始めてしばらくたったとき、本の話ができるひとがまわりにいないなあと思いはじめた。思いっきり本の話をしたいと思いながらもどうしたらいいのか。そんな連中、読書家の友人を求めていた。そう思惑もあって、「えいやっ」と通い出した学校のクラスでは、僕の周りにいなかったスーザン・ソンタグ読者が、このクラスには3人いる。発酵発芽玄米について語り合える人がいる。Khruangbinで熱くなれる人がいる。

 

自分が好きなことをつづけ、それがきっかけで昨日まで他人だったひとと、巡り会える。そんな体験はとてもすばらしい!だから、好きなことをやること、それをぺちゃくちゃいろんなひとにいうこと、同好の人と会うことってやめられない。同好は壁をひょいと乗り越え、線をわけなくまたいでいく。他人だった昨日は、明日のよき仲間へひらりと様変わり。