1月24日

暖かい部屋から、窓の外を見るだけで、寒いとわかるのは、空気が青白く見えるからか。気のせいか。今日は本当に寒かった。帰宅時に空を見上げると日が沈んでいた。あたりはまだ薄明かりの誰そ彼、空はきれいに晴れていた。逢魔が時。北極星を見つけて、歩きながらよろける様は、太極拳。地面にに北斗七星を落とし込みステップを踏む。

 

『花鳥風月の科学』の続きを読む。山の章を登り、道の章を歩いて、神の章へたどり着いは。プロトタイプを、母型を探る。寺院の母型は山で、その山は須弥山という。古代インドの山。帝釈天や金輪際や四天王やらの元はここから。そして今日も登場、同音異義語のボーカリゼーションのコンビネーション、榊=境木=栄木。常磐木。常緑樹は、エヴァーグリーンの木は、不変の情報をもたらす。サカキは依代。日本において神の到来は、影向と書いてヨウゴウ。影の向き。神の到来は微かにしか感じない。そのための装置が依代であり、サカキ。依代としての神木を目立たせるための目印を、藁束のような実りに関わるものであてる。それがシメナワ=注連縄=標縄。しるす。それに御幣(ゴヘイやら、ヌサやら、シデやらいろいろな呼ばれかたがある。)元はカジの木の樹皮の繊維で作ったもの。道真の「このたびは幣もとりあへず手向山もみじの錦神のまにまに」のヌサ。サカキ以外にも、依代はあり、その土地の植生により、ヒノキ、スギ、カシ、クロモジ、シキミ、ツバキやら。御幣をサカキにかけて神前に供すると玉串。串は尖ったものの意。串、櫛。髪の毛にさせば電波をキャッチ。アンテナ。

 

今日はここで、力尽きた。