1月23日

今日で、記録をはじめて、ちょうど一年のようです。毎日のできごとの一部をスマホにメモして、1週間のことをどばっと更新することもあったけれど、ほぼ毎日のことを書き続けられた。アウトプットに対してインプットを続けたことが、ほぼ毎日書き続けられた理由のひとつだとおもう。本を読めば読むほど読みたい本が増えてくる。読めば読むほど書きたいことが出てくる。書いているうちに頭の中は整理され、ぼくのものの見方に、ぼくのものをみるときの色眼鏡になっていく。こんな感じで。

 

今日、ゆらゆら帝国というバンドを教えてもらった。もう解散したバンドなのだけど、その解散理由が「音楽が完成してしまった」ことらしい。それで、最後のアルバムのタイトルを聞いたら「空洞です」だった。そうです、真ん中は空っぽ。水曜日のカンパネラのコムアイが「山道=参道=産道」と言った。同音異義語のボーカリゼーションのコンビネーションによるイメージの連想に痺れる。坂口恭平のアルバムをamazonで予約購入してしまった。CDを買うのは数年ぶりだ。以前に彼が出した作品集は「God is Paper」だった。神は紙。まさに。イサム・ノグチを調べていると、ランドスケープに、モノと空間に間を表現したということがわかった。香川に行ってみたい。日本を編み直して、現代に置き換えているアーティストが最近すこし増えてきた。これはうれしい。ぼくも、もうすこし日本の方法を深く掘って、集めて、別のなにかに、編み直していきたい。