2月14日

午後2時の風がとても気持ちのよい日。夜、家の外に出て大きく息を吸い込んだらもう春だった。キセルの夜の名前を聞いていたら、くるりのハローグッバイをいつのまにか口ずさみ、それはいつのまにか、Queenのボヘミアンラプソディーに変わった。Macのキーボードでタイプするくらいの速度の思考で、取るに足らないとおもうほどとても小さくて個人的なものの見方をとても大切にしたいとおもいながら毎日のできごとを綴る。花の蕾はもう寒くならないか様子を伺いながら膨らみはじめました。あたりに漂う空気にはその香りがすこし溶けてきました。少し息を吐いてから、大きく息を吸うと、芳香混じりの空気に胸が高鳴ります。花の蕾がぷくっと張っていく季節。張る季節。春です。寝る前に、小山田咲子さんの『えいやっ!と飛び出すあの一瞬を愛してる』を読む。「ある人が、何かを本気でやりたいと思った時、その人以外の誰も、それを制止できる完璧に正当な理由など持ち得ない。そんなのあり得ない。」