10月8日

ディランのローリングサンダー・レビューを聞く。Hard rain、Depotees、Idiot Windがお気に入り。ローリングサンダー・レビューは、70年代にボブ・ディランが行ったツアー。当時の音楽が商業的になり過ぎ、それに対して、ライブや即興でディランは演奏した。グルーブもテンポもディランの声もジョン・バエズのハモリも抜群。

 

テレビを見なくなってしばらくたつ。ほかにやりたいことが山ほどあって、時間がないため部屋から取り除いた。(サッカーの試合は見るけど)最近、テレビを見なくなったひとによく会う。というより、持っていないひとに。そういうひとはまた、インターネットに本物がないことを知っている。たとえばインターネットでおいしい料理屋を探しても、SEOが優先されたり、おいしそうな料理の写真が載っているけれど、足を運んで食べてみたら、そんなにだということは多い。本当においしいものを探すならのおいしい料理屋を知っているひとに聞くのがベストだ。リアルや、オフラインに解はある。

 

とはいうものの、テレビや、インターネットが悪いわけではない。ひとの使い方が悪いだけだ。意識して使わないと、テレビはどうしても受け身になりがちだし、インターネットはどうしてもノンリニアな御都合主義になりがちだ。それだけで、日が暮れてしまう。

 

現状の不満や悪い流れは、「時」が解決するようにおもう。世の中は、ニュートンが発見した運動の三原則があてはまる。その中に、作用反作用の法則がある。「物体が他の物体に力を及ぼす時、その物体は同じ大きさの反対向きの力を他方の物体から受けている。」寄せては返す。物理だけではなくて、いろいろなことにあてはまる。いまは自分のやるべきことを黙々とやる。そのときがくるまで。