1月9日

コトバとカラダは大事だとおもって、昨日寝る前に、さっそく思考のエクササイズ(寝る前に、その日一日の出来事を逆に思い返す)をして寝たら、一瞬で今日の朝だった。エクササイズとそのことが関係があるのかわからないから、しばらくつづけてみよう。

 

仕事を終え、うちに帰って、家事の最中に、ぼく宛の郵便が届いた。先日、安曇野で吸い込まれるように手に取った田淵行男『山の意匠』だろう。すこしおおきめの丁寧に包装されたそれは、まだ開けていないが、中身が何か知っているが、わくわくしてしまう。包みは、秘すれば花。そうそう、勝手に連想してしまったが、山の意匠、山の衣装なのだ。この本は!隅々までいい!たくさんのひとに見てもらいたい一冊なんだ。

 

22時から、Blue Note Funkを聴きながら、松岡正剛、エバレット・ブラウン『日本力』を読みはじめる。音楽は低音だな、低音は振動で、心臓です。低音と本のリズムが合えば良い感じ。それはそうと、エバレット・ブラウンが言った「みんなが何かを連想し、それがどんどん繋がって、解放された思考が共有される場所があればいいんですけどね」にどきっとした。それから、やっぱり多読だなと。昨年に引き続き、2018年も読書に予算をつけました。途中、Stuben が読みたくなったので、脱線。「スキーとはただ競技に良い成績をあげるなどということではなく自由な自然の山地を滑り、日常の仕事や疲れを回復し、心のわだかまりを取り去ることにある。ただ元に復するのではなく、身体を鍛え、精神的にも抵抗力を高めることにある。このために技術を取得し、回転を極めるのだ。」