6月22日

◆朝、友人を最寄りの駅に送った。一日中は昨夜の雑談の余韻でいっぱいだった。「空気に触れさせる」と友人のアドバイスがずっとリフレインしている。

◆友人とのひとときはあっという間だった。あっという間の楽しさの理由は、雑談にあるけれど、その雑談(数奇のフィルター)は、友人と会うまでのひとり居の時間のふるまいによるところが大きい。おおよそ、ひとり居の間でしか、本は読めないし、音楽は聴けない。また会う日まで。友人からLINEが届いた。「ではでは!良き日常を!」

◆本を読まなくても、生活できるし、仕事もできるし、遊びだってできるのに、なんで本を読むんですか?

◆本を読むとね、これまで見てたものが、違って見えるようになるんだよ。その見える見えないの間の変化がね、好きなんだよ。