6月20日

◆練習終わりに、草津駅前の丸善へ。アマゾンの「ほしいものリスト」に投げ入れていた本の確認へ。ボブ・ディランのインタビュー集『ボブ・ディランインタビュー大全』、小沼純一武満徹 エッセイ選 言葉の海へ』、重森三玲『庭を見る心得』、若林恵『次世代ガバメント 小さくて大きい政府のつくり方』を買ってしまった。ついで、ロータリーを挟んで反対側の近鉄百貨店で、明日泊まりに来る東京の友人への手土産にクラブハリエのバームクーヘンを。

◆家の片付けが佳境に入る。重森三玲をちらっと読むと背筋がシャキッとなる。「家というものは家というものを中心とした生活であるから、できるだけ高度な生活をしなければならない。それには、先ず家というものを美しくすることだ。美しくすることには、何も金を掛けることではない。それよりも、その家の中心となるべき人が、高度な文化生活を身につけているか否かによって決定する。その点で、今来盛んに各地で新築されている家を見ると、建築そのものに全く高度な文化性が見られない。」

◆と言う箇所を、ちょうど片付けの用事で部屋に入ってきたおかんに朗読すると、ムスッとしてドアをバタンと鳴らして出ていった。