6月8日

◆訳あって、ベッドで寝るのをやめた。フローリングの上にキャンプで使うマットを二重に敷いて、ベッドシーツを被せて、寝ている。当然のことだけど、床は硬い。ベッドのように身体の重さに対応して凹んでくれない。意気揚々と反発してくる。だけど、寝起きがいい。

◆知らなかったら、知っていないということ。知らないと、考えはじめることができないということ。世界はいろいろを隠そうとしていること。それを人民はそれを知ろうとしないということ。知っていないということは、そのひとの世界には、それは存在しないということ。世界は情報でできている。

◆「何かの本を書くんじゃなくて、書いたものが全て本になる。僕はただ書く。それだけでいい。その練習をここでやっていこう。」 (坂口恭平『生きのびるための事務』)