5月16日

近畿地方が梅雨入りしたとスマホの天気アプリから通知。まだ5月の中旬なのに。今年の夏は長くなりそうだ。

◆旬の野菜の仕入れからの帰り道、車の窓を全開にしてDonovanのCatch the windを聴く。カントリーは大好物。ドライブの選曲に困ったら、The BandかGratefull DeadかThe little williesを選べば景色と同化できる。

◆2020年開催が延期となり、2021年の開催まで2ヵ月のいま、オリンピックに沿って、自身の思考の変容を一瞬考えてみる。2012年のオリンピックまでは、オリンピックがすごいものだと思っていた。2016年のオリンピックからテレビに映し出されるアスリートの勇姿以外の部分に目が行くようになっていた。情報が人間の倫理や思考の型をつくる。考えるのに必要なことってなんだろうか。

◆いかにして利他的になれるか。自分はいかに利己的なのだと認識できるのだろうか。行動の始点を、他者の困り事からはじめる。利他的な思考がビジネスにも生活にも求められているように思う。

◆フットサルの試合中に、相手選手から、キレあんなと問われたから、食べてるモノがちゃいますからと。さっそくのタンパク質効果か。3ヶ月様子を見るうちのまだ2週間だからよくわからない。

◆寝る前に、ゲーテ『色彩論』(ちくま学芸文庫)を読む。色彩論の前に、色彩論を語るベースとしての、哲学的な視点が書かれている。生物の観察がベースにあり、やはりそうだよなとうなずく。生物の観察はそのままでも、それを表現する道具を変えるだけで、時代性は生まれる。生物の観察をその道具で表現するというだけで、意図しなくとも、「わたし」は存在している。なるほどね。