11月5日


朝、家を出るときに東から立ち上る朝日を正面に受ける、そのまぶしさに、寒い季節の到来を感じる。

川久保玲のインタビューを思い出す。文脈や物語では語り得ない、説明できない感覚が、出来事やものが内包する「らしさ」の重層化が可能にする。ソンタグの「キャンプについて」の羅列を参考に。

最近、少しずつ読んでいる鈴木大拙『禅』。2017年8月に購入している。昨日以前読んでいた箇所に辿り着いた。前回の読みに書き込みがあった。以前の書き込みで注目していなかったところに、注意が向く。すでに『禅』には、「自己と他自己」のことが書いてあった。今年、得た視点のひとつが、「自己と他自己」とそこから生まれる新たな関係性である。知るべきことはもうそこにあり、気づいていないだけだ。それが分かる準備ができていなかっただけなのだ。

有元葉子さんの『レシピを見ないで作れるようになりましょう。』の青菜炒めをつくる。イメージは、味仙のにんにくの効いた青菜炒め。塩を控えめに、にんにくもうひと片を。でもうまい!