4月25日

霜が降りた寒い朝。昼に近づくにつれ早春の寒さは緩み、軽トラの窓を開けて走るのに心地いい暖かさとなった。午前中で終わった仕事をあとにして、気持ちよく帰路を走る。半日仕事の清々しさったらありゃしない。

 

今日も神社の境内の仕事であった。昨日のおじさんが不意に、「これからやっていけるか自信ないわ」と言った。言葉を捉え直す稽古をしていると、言葉が窮屈に使われているシーンにたまに出くわす。言葉はもっといきいきしているはずなのに。おじさんの放った「自信」は身動きが取れていなかった。「やってもないのに自信なんて生まれないっすよ」と、ぼくは言い放った。

 

帰宅した昼過ぎに学校から10冊の課題本のリストが届く。1週間のスピード読書。苦笑いが止まらない。ゴールデンウイークの過ごし方はほとんどきまった。読書、瞑想、ラン、息抜きのドライブ、質素な食事、良質の睡眠。

 

これから来るであろう世界へ向けて、いまから粛々と準備をはじめる。