4月15日

コンビニのレジには透明の仕切りが設置されていた。お釣りは直接手渡しをしないように、トレーに置かれる。マスクをせずに店に入ると冷たい目で見られているような気がする。僕はカードで支払った。掌でドアを触らないように、カフェオレを買って、コンビニを出た。

 

帰宅して、田圃道を20分ランニングし、20分湯船に浸かり、10分ストレッチし、晩飯の用意をする。昨日の残りの新玉ねぎのスープと、舞茸と菜花のひき肉炒め。食後にケニアのコーヒーを飲む。20時過ぎには自室に篭り、Lofiを聴きながら、学校の課題をする。

 

ハーバード大学の研究では、ソーシャルディスタンシングは2022年まで断続的に続ける必要があるそうだ。

 

もともと、社会が崩壊する前提で、この数年を過ごしてきた。社会の瓦解はほんとにもうそこまできているように、日常の様変わりから感じる。ハードリセットによる崩壊だろうとおもっていたが、予想外だったのは、ウイルスによるものだったことである。これまで、健康な生活とはなにかを考え、具体的な行動に移し、人間関係を見つめ直し(20代後半を友達と遊んで過ごすことをやめた)、本を読み、人と会い、私淑する先達を見つけてきた。揺るがない指針ではなく、変幻自在な指針を数年かけて育ててきた成果は、いまの気持ちの余裕に繋がっているのだろう。迷子になるひとの言い訳はいつも、「時間がなかった」である。

 

ひとまず、医者にかからずに、健康であること(食生活を見直すこと)、なにはともあれ、生き延びること。付け加えるなら、自粛だけではメンタルが持たないであろうから、娯楽を加えること。いまなら、まだ間に合う。準備していない人の言い訳こそ、時間がなかったなのだから。周りが大慌てになる前の、いまのうちに。

 

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厚生労働省より
4月15日12時時点で、国内で今般の新型コロナウイルスに関連した感染症の感染者は8,100例となりました。
内訳は、患者5,036例、無症状病原体保有者581例、陽性確定例(症状有無確認中)2,483例となります。国内の死亡者は119名です。
また、国内での退院者は48名増加し、901名となりました。

【内訳】
・患者5,036例(国内事例4,991例、チャーター便帰国者事例11例、空港検疫34例)
・無症状病原体保有者581例
(国内事例490例、チャーター便帰国者事例4例、空港検疫87例)
・陽性確定例2,483例(国内事例2,483例)
日本国籍の者3,539名、外国籍の者59人(他は国籍確認中)

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