4月5日

8時からの練習前に寄ったコンビニで、コーヒーを注文したら、レジのおっちゃんに、今日は寒いなと声をかけられたとき、昨日読んだWIREDのドミニク・チェンさんのインタビューを思い出した。

 

言語学における共話とは、フレーズを未完成のまま互いに投げあったり、あいづちの打ち合いを通して、一緒に発話を作っていくスタイルの会話形式を指します。例えば、AとBが話をしていて、Aが「今日の天気さぁ」と投げかけると、Bが続けて「気持ちいいよねぇ」と続ける

 

相手の真意や、妥当性だけをもとめる会話なんておもしろくもないし、ハッピーでもないな、なんの目的も合意もないけれど、互いに半端な答えを相手に投げかけながら、少しづつ含意を見つめていければすばらしいな。

 

帰宅して、Apple pencilを注文し、JW Andersonのブロードシャツを試着しながら、為末さんの文章 為末さんの文章 が頭をよぎる。

 

今はチャンスです。この状況で出てくる自分の姿をこと細やかに描写し、それを一年後に眺めてみてください。想像もしなかった自分の姿が見えることでしょう。大事な点は自分の価値観で裁いてしまい、言い訳をしたり説明しいようとしないことです。いいも悪いもなくただ、その個体を観察するのがコツです。

 

 ・違う世界(留学など)に飛び込んだことがある人

・何かを必死で目指したことがある人

・修羅場体験がある人 は自己理解能力が優れていると私は思います。

 

日常とは違う状況で出てくる自分を見てしまうので、どうしても自分を観察せざるをえないからだと思います。 

 

自分のことを知っていると自身にずっと問い、観察してきた。そんなこともあって、平時の際によく、勝手に自分に制限を設けていろいろ実験しながら生活してきた。いま、なにも慌てていない。それは、コロナウイルスの影響がそこまで身近になっていないというわけではない。それは、おそらく準備してきたからだ。「運命の時」を左右するのは、準備してきたか、そうでないか、しかない。

 

この数年自身に問うてきたことリスト。持ち運べないもので部屋はあふれていないか。負債を多く持っていないか。人間関係はすっきりしているか。どこでも生きていけるか。人の役に立てるか。

 

ひとまず、今日にて、有事のある程度の準備は整った。1年以上分の住居、衣服、食事、娯楽、なによりマインド。もっと身軽に、もっと素早く。

 

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厚生労働省より
4月5日12時時点で、国内で今般の新型コロナウイルスに関連した感染症の感染者は3,271例となりました。
内訳は、患者2,239例、無症状病原体保有者324例、陽性確定例(症状有無確認中)708例となります。国内の死亡者は70名です。
また、国内での退院者は9名増加し、584名となりました。

【内訳】
・患者2,239例(国内事例2,205例、チャーター便帰国者事例11例、空港検疫23例)
・無症状病原体保有者324例
(国内事例278例、チャーター便帰国者事例4例、空港検疫42例)
・陽性確定例708例(国内事例708例)
日本国籍の者1,678名、外国籍の者39人(他は国籍確認中)

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