4月3日

霞の空、満開の桜、窓を開けて走る車、穏やかな天気。ようやく居座った春を眺めている。春を眺めている心が、穏やかでないのは、春のせいではなく、世の中の焦りのせいなのだろう。

 

間違いのないことは、約10年おきに現れる有事(2001年の同時多発テロ、2011年の東日本大震災)が2020年の春に起こったという事実である。10年ごとに大きく変わることがある。それは、物理的な現象による、思考の変化である。物事に対する考え方や価値観である。その機を境に、これまでとこれからが大きく変わる。

 

夕方に師匠より便りが届く。

 

おそらく当面、人々は動けなくなり、また、あたらしい生き方を誰もが模索しなければならなくなります。これを「好機」と捉え、なにを決断するのか?それが、この先二十年、三十年の誰もの人生を左右するのです。

 

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厚生労働省より
4月3日12時時点で、国内で今般の新型コロナウイルスに関連した感染症の感染者は2,617例となりました。
内訳は、患者1,838例、無症状病原体保有者287例、陽性確定例(症状有無確認中)492例となります。国内の死亡者は63名です。
また、国内での退院者は9名増加し、514名となりました。

【内訳】
・患者1,838例(国内事例1,808例、チャーター便帰国者事例11例、空港検疫19例)
・無症状病原体保有者287例
(国内事例241例、チャーター便帰国者事例4例、空港検疫42例)
・陽性確定例492例(国内事例492例)
日本国籍の者1,423名、外国籍の者36人(他は国籍確認中)