9月14日

8時過ぎ起床。7時間睡眠。寝起き良好。

 

先日の練習で足首を捻挫し午前中の練習は見学。いつもおもうが、怪我は辛い。やりたいのにできないのは辛い。だから、ただじゃ起き上がらないようにと心がけている。怪我をしたからこそ、怪我のないときとは別の、学ぶ時間とモチベーションが生まれる。それを使わない手はない。身体の使い方や筋肉や骨の構造などを学ぶ。学びの起動ってだいたい負からはじまるようにおもう。

 

午後は京都へ向かう。19時から怪我の治療があるから、それまで、左京区にある本屋と品揃えのいいスーパーで過ごす。前回訪れたときに恵文社で見た本を探すために、うろ覚えで建築の棚へ。横須賀和江 『気仙大工が教える木を楽しむ家づくり』だった。メモメモっと。

 

入ってすぐ右の言論、社会、人文の棚で、最近注目している内田樹さんを読む。マルクスを読めとあったので、メルカリで『若者よ、マルクスを読もう 20歳代の模索と情熱 』を買う。マルクスの思想ではなく、方法を読む。

 

内田繁『インテリアと日本人』を読んで以来、我が家の部屋の模様替えをあれやこれやと考えている。すべてのインテリアと機能が一対一のものに溢れた昭和バブル思想の部屋から、監視社会におけるいっときの空白の空間へと変えたい。いま家の空間を占領しているモノを移動することで、空間をカラッポにするだけで、精神的健康を回復させることができるのではないだろうか。

 

我が家には、幸運なことに、縁側が南北にあり、庭もあり、床の間も、8畳4間の和室もある。そこをカラッポにして、「いま」を演出するための、工夫を凝らしたいとおもい、白洲正子さんの本を手に取る。今度東京に行ったら、武相荘へ行きたい。Kindleにて白洲正子『かそけきもの』を購入する。

 

思考から書店へ戻る。平置きの机にあった装丁のしっかりした『Popeye』を手に取り、坂口恭平さんの連載を読む。最近は邦楽なら、折坂悠太、坂本慎太郎、坂口恭平をよく聞いている。坂口さんの歌に、『牛深ハイヤー』があって、その歌のライナーノーツというか、歌の見えない次元である背景や経緯が、書かれてあった。めちゃめちゃよい。

 

店を出て、スーパーへ。たまり醤油(グルテンフリー)、三河の九重味醂(アルコール度数35度以上なのでもはや酒、米のリキュール)、花鰹(風味のあるめちゃいい出汁が取れる)、鳴門金時1kg(秋には欠かせない)、ニラ2束(炒め物には欠かせない)、鶏の手羽元(このスーパーの鶏肉はいい。いつも鹿だから、たまには)、無双番茶(ムソーの取り扱う番茶。よく見たらうちの近所のお茶やさんが作っていたので試しに)、台所用洗剤(手に優しい、泡立ち具合◯、長く使える)、スポンジ(いろいろ使ったけど泡立ち具合、耐久性でベスト)を購入する。