9月11日

仕事を終えて帰ろうと思ったら、軽トラが砂ぼこりをたてながら目の前で止まった。車から社長が出てきて、「長靴はいてこい」と、まくし立てた。事務所近くの田んぼにおばあさんが運転していた車がハマったという。慌てて出向く。大人6人で軽自動車を持ち上げ救出する。社長の迅速さに惚れ惚れする。これからやって来るであろう経済面からみた暗黒世界では、これこそが光となりうるのだろう。

 

帰宅して、月末の高校のチームメートの結婚式の準備のため、友人が我が家に泊まる。友人が来てくれて助かるのは、部屋がきれいになること、本を数読むと誰でもそうだけど、ぺちゃくちゃ喋りたくなるのだが、そのことを聞いてくれること。友人が来て一言、「また本増えたなあ」と。さくっとビデオを作って、山の向こうの温泉へ。道中は雨、閉店1時間前に着いて、しっかり1時間、ゆっくり喋りながら湯に浸かる。結婚式のはなしそっちのけで、いろいろのはなしをする。帰宅して、最近ぼくが睡眠のために行っているいろいろを試してもらう。こういう平日もわるくはない。