8月20日

曇り空、寝やすく起きやすい朝、一日中湿気はその場から動かこうとせずじっとその場に居座り続けていた。風はない。それとも風には夏の水分を十分に含んだ空気が重すぎて運べなかった。

 

ブラウジングをChromeからQwantに移行中である。無意識のうちに、じわじわ欲望はブラウザーに吸われ、検索結果は本人の知らぬうちにビッグブラザーによって並び替えられている。いまやGoogleの検索結果はマーケティングの巣窟である。本当の欲望はどこにあるのか。

 

世の中には凄い人がいる。人生の早いうちにその凄い人に出会えるかどうか、あるいはその人が凄い事に気づけるように自分を高められているか。凄い人は速い。あれもこれもたくさんのことを凄いレベルで同時に行なっている。めちゃくちゃ速い。聞くと、「速いように見えることのひとつは、余計なものに使う時間を極端に減らしている」ということである。確かにそうだ、そんな人はほとんど、テレビを見るくらいなら、本を読んでいる。本当にそんなこと可能なの?と思うことを、颯爽とこなしている。

 

「デジタルディバイスを決める上で、いままでのようになんでもできることを前提にせず、こちらがこれだけのために使うと限定することが求められているように思います。スマートフォンが登場して、十年経ったいま、ディバイスにも使用者にも、節制が求められているように感じている最近です。」なんて師匠。

 

夕方に、クロネコさんから、HUAWEIのタブレットが届いた。使って1年にも満たないASUSのスマホが充電をしていないと使えないので不便極まりないからと、話題のHUAWEIに乗り換えた。その際に、スマホおよびタブレットの使用状況を振り返ってみると、一番は目覚まし時計、次に、メモ帳。そして、Kindle。2019年の僕にとって、スマホはブックリーダおよびメモ帳という事になる。それなら、画面が大きい方が見やすいのだからと、HUAWEIのタブレットにした。もはや電話ではない。電話付き高機能目覚まし時計である。