8月4日

完璧な準備ができていないからって、やってはいけないルールなんてないのに、そう思ってしまっている自分に嫌気がさした。子供の頃の自転車の練習なんて、乗りたいという思いが強すぎて、失敗なんて目に入らなかったのに。なにかに少しの興味があって、とりあえず作り始めたらそれは部分的なのかもしれないけれど、その部分から広げていくと全体を凌駕することだってあるのだよ。

 

ビタミンAを10000iu、ビタミンBを10000IU飲んで、寝起きの喉痛の長引く 夏風邪に対応して、最近一押しの、花鰹にたまり醤油と太白ごま油をかけた 発酵発芽玄米を朝食にいただく。ここのところ感覚の変化を感じる。なにやら以前とは違う感覚がある。

 

昨日、勝負には負けたのだけど、試合後に、仲のよい相手選手と、食事にいって喋っていた。それから今日になってそのときの余韻が、車に乗っているとふとやってきた。

 

以前ではできなかった言葉にできない感情をメモのように記しておく。僕はどうやら何かを作るのが好きなようだ。その何か(それは芸術品のようなものでもあるし、サッカーの試合でもある)に対して時間をかけて打ち込んだあと、世間に開示したときの結果よりも、その結果に対する動向や感情の揺らぎの方が気になる。

 

夕方から、内田樹『日本辺境論』を読む。ストロースのブリコラージュ、鈴木大拙の飛び込みに唸る。その身体的感覚をなんとなく内包していたが、それを文章として書かれてあった。

 

2019年8月現在の日本において、精神的にも、身体的にも、社会的にも、そして、霊的にも、健康でいるためには、自由を自分で制限することではないだろうか。出されたものをなんでも食べていたぼくは、好きなものを好きなときに好きなだけ食べるようになり、それから、おいしいものを選ぶようになった。いまは、自分に合ったものを食べている。